「打ち込み釣りで、何が釣れる?」「釣れた魚が、何か分からない」「アカナーは、食べていい?」――釣れる魚と、その扱いに迷う方は多いと思います。
私(琉球釣遊会)が打ち込み釣りで釣る魚は、次のとおりです。
本命は、タマン・ガーラ・アーラミーバイ・アカジン・マクブ・アカナーの6種です。
時期は、タマンが4月〜8月、マクブが9月〜12月です。
アカジンは体全体の青い水玉模様、アカナーは尖った口と鋭い牙(犬歯)で見分けます。
外道は、サメ・エイ・ゴマモンガラ・ウツボが多く、針はペンチで外します。
この記事では、6種の特徴と見分け方、外道、食べる・リリースする基準をお伝えします。
- 打ち込み釣りで釣れる本命魚6種と、私の実績
- アカジンとアカナー、マクブとイラブチャーの見分け方
- サメ・エイなど外道の対応
- 食べる・リリースする基準と、アカナーのシガテラ毒
どうも、琉球釣遊会です。沖縄在住で釣り歴は20年以上、打ち込み釣りも続けています。
打ち込み釣りは、大物が掛かる釣りですが、何が掛かるかは、掛けてみないと分かりません。釣れた魚の見分け方と扱いを知っておくと、食べるかどうか、リリースするかどうかを、その場で判断できます。この記事の「私の実績」は、当サイトの釣行記に書いた記録で、古いものを含みます。
タマン・ガーラ・マクブの短い紹介は【沖縄打ち込み釣り入門】、サメの対応は打ち込み釣りの根掛かり・サメ対策、サイズのルールは打ち込み釣りの安全対策とマナーをご覧ください。ウキ釣り(するするスルルー)で釣れる魚は、別の釣りです(するするスルルーで釣れる魚と時期)。
.webp)
釣り歴20年以上!
年間200匹以上の魚を釣っている!
沖縄の様々なジャンルの釣りを経験!
沖縄の釣り情報やおすすめ道具の情報を発信!
YouTube チャンネル

【早見表】釣れる魚と、私の実績・扱い
私の実績は、当サイトの釣行記に書いた記録です。あくまで私の経験で、同じ魚が釣れることを保証するものではありません。
| 魚 | 私の実績(釣行記) | 時期 | 扱い |
|---|---|---|---|
| タマン(ハマフエフキ) | 65cm・3.3kg(2017年6月)、60cmオーバー(2020年6月) | 4月〜8月 | 40cm未満はリリース |
| ガーラ(ロウニンアジ) | 138cm・35.2kg(宮古島、2022年5月) | ― | 40cm未満はリリース |
| アーラミーバイ(クエ) | 72.5cm・5.4kg(2018年12月) | ― | 40cm未満はリリース |
| アカジン(スジアラ) | 56cm・2.1kg(2018年12月) | ― | 40cm未満はリリース |
| マクブ(シロクラベラ) | 釣行記に釣果の記載なし(エサはカニ) | 9月〜12月 | 40cm未満はリリース |
| アカナー(バラフエダイ) | 78cm・8.04kg、61cm・3.75kg(2018年7月) | ― | 基本は食べない |
タマン・ガーラ|打ち込み釣りの本命
打ち込み釣りの本命は、タマン(和名:ハマフエフキ)とガーラ(和名:ロウニンアジ)です。私の実績は、タマンが65cm・3.3kg(タマン60オーバー ゲット!、2017年6月)、ガーラが138cm・35.2kg(【宮古島】打ち込み釣りでGT(ガーラ)138cm 35.2kg !、2022年5月)です。
タマンの時期は、4月〜8月です。釣り場・仕掛け・エサは、タマン編とガーラ編をご覧ください。


針は、当サイトの入門記事で、タマン用にがまかつ タマンスペシャル、ガーラ用にがまかつ ガーラスペシャル 26号を紹介しています(【沖縄打ち込み釣り入門】)。
アーラミーバイ(クエ)|磯で狙う大物
アーラミーバイは、クエ系の大型のハタです。当サイトの入門記事では、アーラミーバイ等のクエ系を狙う場合は、磯から狙う、と紹介しています(【沖縄打ち込み釣り入門】)。
私の実績は、72.5cm・5.4kgです。2018年12月に、サンマ1匹掛けのエサで釣りました(ガーラモンスターはクエ釣りにもオススメ!実釣で70cmオーバーのアーラミーバイ!)。

アカジンとアカナー|赤い魚の見分け方と、アカナーを食べない理由
アカジン(和名:スジアラ)とアカナー(和名:バラフエダイ)は、どちらも赤い魚で、打ち込み釣りで掛かります。私は、次のポイントで見分けています。
| 魚 | 私の見分け方 |
|---|---|
| アカジン | 体全体に、きれいな青い水玉模様がある |
| アカナー | 口が尖っており、正面から見たときに、不気味なほど鋭い牙(犬歯)が見える |
参考として、ホンダの釣り図鑑では、スジアラは、頭部・体の側面・各ヒレに、小さな白〜水色の斑点があると説明されています。バラフエダイは、成魚の眼の前方に、細長い溝があると説明されています(出典:ホンダ釣り倶楽部 魚図鑑「スジアラ」、同「バラフエダイ」)。
アカジンの実績は、56cm・2.1kgです(2018年12月、ガーラモンスターはクエ釣りにもオススメ!)。アカナーの実績は、78cm・8.04kgと、61cm・3.75kgです(2018年7月、打ち込み アカナー70オーバー)。


アカナーは、基本的に食べない
アカナーは、シガテラ毒を持っている可能性があるため、基本的に食べません。3kg以下の小型の個体は、シガテラ毒を持っている可能性が低いと考えて、食べることもあります。ただし、読者の皆さんには、おすすめしません。
- シガテラ毒は、脂溶性のため、加熱しても毒性は失われません。毒を持つ魚の例として、バラフエダイなどが挙げられています(出典:厚生労働省 自然毒のリスクプロファイル(シガテラ毒))
- 沖縄県は、シガテラによる食中毒が毎年発生していると公表しています。「冷凍すると毒がなくなる」「痩せた魚は有毒」「胸びれの形で判別できる」という言い伝えは、県の調査で否定されており、安全の判断基準にはできません(出典:沖縄県 シガテラ)
- ホンダの釣り図鑑によると、バラフエダイは、シガテラ毒化率が高い魚種の一つです。沖縄県の2009年の調査では、60cm・4kg未満では強毒の個体は見られなかったものの、4〜7kgでは有毒率が38.7%、7kg以上では61.1%でした。強毒の個体が見られなかったことは、毒を持たない保証ではありません(出典:ホンダ釣り倶楽部 魚図鑑「バラフエダイ」)
リリースの基準は、魚種を問わず40cm未満です。アカジンとマクブには、沖縄海区で採捕が禁止されるサイズの決まりがあります。ルールは、打ち込み釣りの安全対策とマナーをご覧ください。
マクブ(シロクラベラ)|イラブチャーとの違い
マクブ(和名:シロクラベラ)は、沖縄三大高級魚の1つとして知られています(【沖縄打ち込み釣り入門】)。時期は、9月〜12月です。エサは、カニを使うことが多いです(打ち込み釣りのエサ)。アタリの違いは、打ち込み釣りのアタリとやり取りをご覧ください。
| 魚 | 私の見分け方 |
|---|---|
| マクブ | やや地味めの色合い(白っぽい体に青い模様) |
| イラブチャー | 青・緑・赤などの、鮮やかな原色 |
当サイトの入門記事でも、マクブは、顔や形状がイラブチャーに似ているが、味はイラブチャーよりも格段に上、と紹介しています。マクブの釣果は、釣行記には書いていません。
外道|サメ・エイ・ゴマモンガラ・ウツボは、ペンチで針を外す
打ち込み釣りで、外道として掛かることが多いのは、サメ・エイ・ゴマモンガラ・ウツボです。掛かったときは、ペンチで針を外します。
| 外道 | 注意すること |
|---|---|
| サメ | 歯が鋭い |
| ゴマモンガラ | 歯が鋭い |
| ウツボ | 歯が鋭い |
| エイ | 毒がある |
エイの毒は、環境省の資料では、アカエイの尾の付け根にある、ノコギリ状の大きなとげにあると説明されています。刺されると、激しい痛みや、傷口の周囲の腫れなどが起こることがあります(出典:環境省 瀬戸内海環境保全情報サイト「アカエイ」)。
サメの記録は、当サイトの釣行記にもあります。伊良部島の長山港では、1mほどのサメが掛かりました(伊良部島 長山港で打ち込み釣り、2019年4月)。サメの対応と針外しは、打ち込み釣りの根掛かり・サメ対策をご覧ください。フグの毒は、打ち込み釣りの安全対策とマナーで、出典付きで紹介しています。
リリースの基準|魚種を問わず40cm未満
リリースの基準は、アカジン・マクブをはじめ、そのほかの魚も、40cm未満です。
アカジン(スジアラ類)とマクブ(シロクラベラ)のサイズのルールの内容と出典は、打ち込み釣りの安全対策とマナーをご覧ください。
よくある質問(FAQ)
Q1. 打ち込み釣りで、何が釣れますか?
私の本命は、タマン・ガーラ・アーラミーバイ・アカジン・マクブ・アカナーです。外道は、サメ・エイ・ゴマモンガラ・ウツボが多いです。
Q2. アカナーは、食べますか?
シガテラ毒を持っている可能性があるため、基本的に食べません。3kg以下の小型の個体は、食べることもありますが、読者の皆さんには、おすすめしません。
Q3. アカジンとアカナーは、どう見分けますか?
体全体にきれいな青い水玉模様があれば、アカジンです。口が尖っており、正面から見たときに、不気味なほど鋭い牙(犬歯)が見える場合は、アカナーです。
Q4. マクブとイラブチャーは、どう見分けますか?
マクブは、やや地味めの色合い(白っぽい体に青い模様)です。イラブチャーは、青・緑・赤などの、鮮やかな原色をしています。
Q5. サメやエイが掛かったら、どうしますか?
ペンチで針を外します。サメ・ゴマモンガラ・ウツボは歯が鋭く、エイは毒があるためです。
Q6. リリースするサイズは、どれくらいですか?
アカジン・マクブをはじめ、そのほかの魚も、40cm未満をリリースします。
【まとめ】釣れる魚図鑑の3つのポイント
- 本命は、タマン・ガーラ・アーラミーバイ・アカジン・マクブ・アカナーの6種。タマンは4月〜8月、マクブは9月〜12月
- アカジンは青い水玉模様、アカナーは尖った口と鋭い牙。アカナーは、基本的に食べない(読者には、食べることをすすめない)
- 外道はペンチで針を外す。魚種を問わず、40cm未満をリリース
釣れる魚が分かったら、次は釣り場とタイミングを見直してみてください。全体像は【沖縄打ち込み釣り入門】が参考になります。




