どうも、琉球釣遊会(@oki_fukase)です。
今回は、沖縄でタマンやガーラを打ち込み釣りで狙う初心者~上級者まで全ての人におすすめしたい打ち込み釣りの竿・ロッド7本を紹介!
結論から言うと、打ち込み釣りの竿選びに悩んでいる人はここで紹介する竿を買えばOK!
竿を買って釣れるポイントに行くだけ!
ただし、ここで紹介する竿は3万円以上する竿なので、金銭的に厳しいという人は下の記事で紹介した1万円以下の竿から選ぶと良いです!

この記事で紹介する竿は3万円以上の高価な竿ですが、
安い竿にはないパワー、遠投性、操作性、耐久性が備わっています。
価格相応の機能は備わっているので、安い竿を買って後悔するようなことはない!
筆者も打ち込み釣りを初めたての頃はノーメーカーの安い竿を使用していましたが、結局メーカー品の良い竿に買い替えました。
というのも、安い竿で釣りをしていて大物が掛かった時に竿が折れたことがあったから。
大きなアタリがあり竿を持ってアワセを入れた瞬間、元竿からボキッ!
安い竿は強度に問題があると痛感。
結局、有名メーカーの竿を買うことに。
有名メーカーの良い竿に変えてからは大きな魚が掛かっても折れたことは今のところありません。
正直言って、どうせ打ち込み釣りをやると決めたなら性能が良い竿を長く使う方が長期的にはお得!
打ち込み釣りのおすすめの竿が知りたい!
竿選びに失敗したくない!
釣り歴10年以上の筆者が実績があって信頼できるおすすめの竿を紹介!
ココで紹介する竿を選べば失敗しないので竿選びの悩みが解消する!
釣り歴10年以上の経験者がおすすめの竿を紹介!
竿選びに悩んでいる人は悩みが解消!
打ち込み釣りの竿に必要な機能

具体的に竿を紹介する前に、打ち込み釣り用の竿に求められる機能を復習!
【打ち込み用の竿に必要な機能】
- パワー
- 遠投性
- 喰い込みの良さ(柔軟性)
①パワー
打ち込み釣りで狙う魚は強烈な引きをするので、強い引きに負けない強さのある竿が必要!
6~10号程度(長さ:4.5m~5m)の磯竿を使います。
メインターゲットのタマンは引きが強く、竿ごと持っていくこともあるので強さを備えた竿が必要。
投げ釣り用の竿を使いますが、一般的な投げ竿ではパワー的に心もとないので、タマンの打ち込み釣り用に作られたタマン専用の竿がおすすめ。
タマン専用の打ち込み竿でないと大きい魚が掛かったときに折れる可能性がありますので注意。
②遠投性
パワーの次に必要なポイントが遠投性!
パワーを重視するあまり竿先が硬くなりすぎると、仕掛けの飛距離がでません。
飛距離を稼いで仕掛けを投入する範囲を広げるために、ある程度の柔らかさは必要!
実際に、硬い竿(ダイワ:ガーラモンスター)と柔らかい竿(ダイワ:タマンモンスター8号)を使って飛距離を計測しましたが、柔らかい竿の方が飛距離が出ます!
40号のオモリを付けて計測したところ、
- 硬い竿(ダイワ:ガーラモンスター):約50m
- 柔らかい竿(ダイワ:タマンモンスター8号):約60m~約80m
と柔らかい竿の方が飛距離が出ました!
※飛距離は体格や力の強さなどにより個人差があります。
飛距離が出るということは、探れるポイントの幅が広がり、釣れる確率が高まります!
③喰い込みの良さ(柔軟性)
パワーと相反するポイントに思われますが、打ち込み用の竿には魚がエサをくわえた時の竿の喰い込みの良さ(柔軟性)も必要!
大きい魚も釣るためにパワーを求めすぎるあまり、竿が硬くなってしまってはNG。
硬い竿だと、魚がエサをくわえた時に違和感を感じて離してしまうことが多くなるからです。
つまり、柔軟性が低く硬い竿だとヒットする確率が低下。
また、柔軟性のある竿は魚の強烈な引きを竿全体で和らげてくれるので、やり取りしている時の釣り人への負担が軽減されます。
逆に、硬い竿だと竿が曲がりにくい分、釣り人が竿を引いて立てる必要があるので、釣り人への負担が大きくなります。
ガーラが掛かった場合、やり取りの時間は長時間(長い時は数時間)におよぶことになり、硬い竿だと釣り人の体力の消耗が早くなります。
打ち込み釣りのおすすめ竿7選
打ち込み釣りの竿に求められる機能は、
- パワー
- 遠投性
- 喰い込みの良さ(柔軟性)
と説明しました!
これらを踏まえた上で、打ち込み竿を選んでいきますが、
打ち込み釣りの竿は、
- タマン竿
- ガーラ竿
の2つのどちらかを選びましょう!
各メーカーから発売されている打ち込み釣り用の竿の中から価格と性能を踏まえた上で、打ち込み釣りに必要な機能を十分に備えた竿を紹介!
製品名 | 価格 |
---|---|
![]() | 約3万円 |
![]() | 約3.3万円 |
![]() | 約3.7万円 |
![]() | 約8万円 |
![]() | 約3.5万円 |
![]() | 約7万円 |
![]() | 約6.5万円 |
シマノ ボトムキング
沖縄仕様の超大物対応打ち込みロッド「ボトムキング」
ラインナップは3つ!
- S520:チンシラーやタマンの微妙なアタリに対応する白塗り穂先を搭載した「喰わせ」重視モデル(長さ:5.2m)
- T500:大型タマンに照準をあわせた8号相当(長さ:5m)
- G480:大型ガーラとのパワーファイトを想定した10号相当(長さ:4.8m)
3つのラインナップの中でおすすめはT500!
理由は、大型タマンに照準を合わせているので、タマン狙いでガーラが掛かった場合も対応できるからです。
筆者はG480を使用したことがありますが、硬めの竿でとてもパワーがあるので、タマンなら余裕で釣れますが硬すぎるという印象。
60cm以下のタマンならタモを使わずとも抜き上げることができました。
ガーラをメインターゲットにする人はG480がおすすめ!
ダイワ タマンモンスター

沖縄のタマン(ハマフエフキ)とガーラ(ロウニンアジ等)を攻略するために専用設計されたスペシャルロッド。
重さのある仕掛けもしっかり遠投でき、掛けてからはモンスターフィッシュのパワーにも力負けしない、専用ならではのポテンシャルを備えた頼れる1本。
ボトムキングと並んで沖縄では言わずとも知れた打ち込み用ロッド!
ラインナップは2つ!
- 8号-52遠投:遠投性能とパワーにこだわった沖縄スペシャルタマン専用設計モデル!
- 10号-50遠投:モンスターフィッシュも力でねじ伏せる剛腕調子沖縄スペシャルタマン・ガーラ専用設計モデル!
8号と10号の使い分けとしては、
- タマン狙いがメインなら8号!
- ガーラも視野に入れるなら10号!
両方の号数を持っているので使用感をお伝えすると、
- 8号:竿先に柔軟性があり遠投が効く。魚も掛けてからも竿の柔軟性で魚の引きを和らげ釣り人への負担が軽い!
- 10号:竿先が硬く8号よりも遠投性が落ちるが、バットパワーはかなりあり大きい魚が掛かっても安心!
実際にこの竿でタマンをたくさん釣っている実績あり!
タマンモンスターでタマンを釣った時の釣行記や動画はこちら!

価格は約3万円!
沖縄限定ロッドなのでアマゾンなどのネット通販では売っていません。
本土在住の方は沖縄の釣具店で購入するか、オークションサイトやフリマアプリで購入するしかなさそうです。
ダイワ ガーラモンスター
狙うはガーラ(GT)の30kgオーバー!
ガーラモンスターはガーラ(ロウニンアジ)を狙う竿として沖縄限定でダイワから発売されています!
非常にパワーのある12号相当の竿。
沖縄でガーラを狙う人に非常に人気のある竿で、実績もかなり高いです。
ガーラをたくさん釣りロッド開発にも携わっているテスターの下里肇さんの釣果実績からもこの竿の強さは裏付けられています。
実際に琉球釣遊会のメンバーがこのロッドで35kgのガーラを釣っています。

沖縄での釣りだけでなく、沖縄県外のクエ釣りやヒラマサ釣りに使える竿だと思います。
実際、メンバーがガーラモンスターでクエを釣っております!
サイズは70cmオーバーでしたが、余裕のやり取りでした!

ただし、タマンモンスター同様、沖縄限定販売のため、本土在住の方は沖縄の釣具店で購入するか、オークションサイトやフリマアプリで購入するしかなさそうです。
ダイワ オレガ遠投
磯からレコードクラス(10kgオーバー)の青物を獲るためのロッド。
ラインナップは4つありますが、打ち込み釣りなら6号か8号!
- 6-51 遠投:磯から10kgオーバーのブリ・ヒラマサ・カンパチ等を技と力でねじ伏せる潜在能力を持ったロッド。
- 8-51 遠投:磯から20kgオーバーのモンスターを狙う猛者へ贈るドリームロッド。
既に紹介したが、ダイワからは打ち込み用の竿としてタマンモンスターやガーラモンスターが発売されています。
タマンモンスターやガーラモンスターと比較すると、
- オレガ遠投6号≒タマンモンスターの8号相当
- オレガ遠投8号≒タマンモンスターの10号相当
竿のパワーはタマンモンスターやガーラモンスターと大差はなく、ガーラが掛かっても取れるそうです。
オレガ遠投にはタマンモンスターやガーラモンスターにはないこだわりがあります!
それは、「EVAグリップ」が搭載されている点!
「EVAグリップ」により、大型魚の暴力的なファイトの際にもしっかり握りこめます!

また、「EVAグリップ」はファイト中に手汗が出てきた時や雨が降った時にも滑りにくく安心です!
黒を基調として所々にゴールドが入った高級感漂うデザインも良い!
しかし、価格は約8万円とタマンモンスターの2倍以上。泣。
タマンモンスター2本買えます。
いい竿であることに間違いないが、打ち込み竿にこれだけのお金をかけるのはちょっと。。。
と、少しためらってしまうというのが個人的な意見です。。。
宇崎日新 INGRAM(イングラム)タマン
実績を重ねて作り込まれたタマン専用モデル!
実釣を重ね作り込んだブランクスは強靭な腰を持ち、驚異の遠投性能を実現。
ガイドにはオールSiC、Kガイドを搭載しPEからナイロンまで幅広く対応できる仕様。
ラインナップは2つ!
- M:喰いハジキを軽減する喰いこみ重視の穂先を採用で喰い込みと遠投性重視!
- H:大型魚にも耐えうる高強度設計で大物狙いのパワー重視!
メインでタマンモンスターを使用していますが、知人のイングラムタマンを一度キャストさせてもらったところ、タマンモンスターよりも軽く感じた!
タマンモンスター8号(540g)とイングラムタマンM(525g)の自重を比較すると、確かにイングラムタマンの方が15g軽くなっています。
ロッドの長さがイングラムタマンの方が20cm短いことも軽く感じた理由だと思います。
シマノのボトムキングやダイワのタマンモンスターに比べると知名度は劣るが、ボトムキングやタマンモンスターと同じような使用になっており性能は決して悪くなく、悪い評判も聞いたことがない。
ボトムキングやタマンモンスターを持っていて2本目の竿として買うのはありかも!
がまかつ タマンスペシャル
操作性とパワーを兼ね備えたタマン用スペシャルロッド!
がまかつ派の打ち込み釣り師に大人気の打ち込みロッド!
シャッキとした操作性で投げやすい、喰い込み時の胴への乗り、いざという時のパワーを持っています!
また、オレガ遠投同様、魚が掛かった時に竿を持つ部分がラバーグリップなので、大物が掛かった時も安心したやり取りができます!
がまかつの打ち込み竿は、がまかつ特有の竿全体のブランクスで魚の走りを受け止めてくれますので、釣り人も疲れにくくなる感じがします。
また、他のメーカーの竿に比べると喰い込みが良い感じがします。
ラインナップは2つ!
- 5号(4.8m):強靭かつ張りのある調子で持ち重りを最大限に抑えた遠投しやすい設定。
- 6号(4.8m):超大型タマンだけでなく、10kgオーバーの大型ガーラとの真っ向勝負が可能。
タマンをメインで狙うなら5号!
タマンを狙いながらもガーラも視野に入れるのであれば6号!
ちなみに、6号でも30kgオーバーのガーラが釣れた実績がありますので、パワーも信頼できます。
価格は、約7万円!
使用している人の話によると、値は張るが、操作性とパワーを兼ね備えたバランスの良い竿!
がまかつ 沖縄スペシャル2

圧倒的パワーでモンスターと対峙するロッド!
超大型魚に力勝負を挑み、パワーでねじ伏せてくれます!
ラインナップは2つ!
- 7号:大型タマンにも対応し、曲げて引きを味わう余裕を感じる“快竿”!
- 8号:70cmオーバーのタマンにも有無を言わせないパワーモデル!
操作性とパワーのバランスを考慮すると、個人的には7号がおすすめ!
8号はパワーがありすぎて少し重いので。
7号で大体の魚は釣れます!
8号はかなりパワーがあり、30kg~50kgの魚も釣れるほど。
しかし、パワーがあると言っても、ただ竿が硬いというわけではなく、魚の喰い込みも悪くないです。
価格は約6.5万円!
がまかつの打ち込み竿は高いです。
ただし、がまかつの打ち込み竿はシマノ(ボトムキング)やダイワ(ガーラモンスター)の竿よりも、
- パワーと操作性のバランスが良い
- 細部の作りへのこだわりがある
- 喰い込みが良い
といった価格相応のメリットがあります!
まとめ
この記事では沖縄でタマンやガーラを狙う初心者~上級者まで全ての人におすすめしたい打ち込み釣りの竿・ロッドを7本紹介しました!
ここで紹介した竿は打ち込み釣り用の竿として必要な性能を満たした竿なので、ここで紹介した竿を使えば大きな魚が掛かっても安心してやり取りできます!
3万円以上の高価な竿ばかりでしたが、安い竿にはないパワー、遠投性、操作性、耐久性が備わっているので、安い竿を買って後悔する心配は不要!
打ち込み釣りの竿選びに悩んでいる人は、この記事で紹介した竿の中から選んでみてはいかがでしょうか?
- 打ち込み釣りの竿は強度、遠投性、操作性が優れた有名メーカーの竿を買った方が良い!
- 安い竿だと大きな魚が掛かった時に折れることもある。
- 有名メーカーの竿は3万円以上するが、耐久性等を考慮すると安い竿を何度も買うより長期的にお得!
