「するするスルルーは、夜でもできる?」「夜は仕掛けを変えるの?」「夜の磯は危なくない?」――夜釣り(ナイトスルルー)を始める前に、気になることがたくさんあると思います。
私(琉球釣遊会)は、夏から秋にかけて、月に1回ほど、夜のするするスルルーをしています。仕掛けの基本は昼と同じです。夜に変えるのは、ウキの明かり、手元の明かり(赤い光)、そしてハリスを太めにすることです。何より、安全が最優先です。この記事では、私が実際にやっていることをお伝えします。
- 夜のするするスルルーで、昼から変えるところ
- ウキの明かり(ケミホタル・電気ウキ)と、ヘッドライトの選び方
- 夜の安全の実践(単独で行かない、ライフジャケット、家族への連絡など)
- 夜釣りでの失敗談と、投入前のチェック
どうも、琉球釣遊会です。沖縄在住で釣り歴は20年以上、するするスルルーは10年以上続けています。
夏の昼間は暑く、夜に釣りをする人もいます。私も、夏から秋の夜に、磯や堤防で釣りをしています。ただ、夜は昼と違い、足場も波も見えにくく、危険度が上がります。私自身、夜釣りで竿先を折ってしまった失敗もあります。
するするスルルーそのものの解説は、するするスルルー(スルルー釣り)とは?にまとめています。この記事は、その夜釣りの節を、さらに詳しく掘り下げたものです。
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夜のするするスルルーで、昼から変えるところ
仕掛けの基本構造は、昼と同じです。仕掛けの作り方のとおりに組みます。夜に変えているのは、次の4つです。

| 項目 | 私が夜にしていること | 理由 |
|---|---|---|
| ウキの明かり | ケミホタルか電気ウキを使う | 夜光タイプよりも明るいから |
| 手元・足元の明かり | 赤い光にできるヘッドライトを使う | 魚が逃げないようにするため |
| ハリス | 太めにする | 掛かってくる魚が大きいことが多いため |
| 安全 | 単独で行かない。ライフジャケットを着用する。スマホは防水ケースに入れ、家族に定期的に連絡する | 夜は波や足場が見えにくく、危険度が上がるため |
【ポイント1】ウキの明かり|ケミホタルか電気ウキ
夜は、ウキが見えなければ、釣りになりません。私は、ウキの明かりに、ケミホタルか電気ウキを使っています。夜光タイプ(光を蓄えて光るタイプ)よりも、明るいからです。
- ケミホタル:化学発光を使った釣り用の発光体です。折り曲げると光り、電池は要りません。光る時間は大きさによって違うため、購入前に製品の表示を確認してください
- 電気ウキ:電池で光るウキです
ケミホタルを使う場合は、ケミホタルを取り付けられるタイプのウキを選ぶ必要があります。ウキ選びの基本は、ウキ選びとおすすめウキをご覧ください。
私が夜に使っているウキ
- ケミホタルを付けるウキ:キザクラの「全層沖縄SP」。ケミホタルは「ケミホタル50」を使っています
- 電気ウキ:釣研の「LFスマート」
ウキとケミホタルの組み合わせは、ウキの仕様(取り付けられるケミホタルの大きさ)を確認してから選んでください。
【ポイント2】手元・足元の明かり|赤い光にできるヘッドライト
手元や足元の明かりには、ヘッドライトを使っています。選ぶときのポイントは、赤い色の光にできるものです。魚が逃げないようにするためです。
夜は、ヘッドライトの出番が多くなります。選ぶときは、赤い光にできるかどうかを確認してみてください。
白い光と赤い光の使い分け
| 光の色 | 私が使う場面 |
|---|---|
| 白 | 海面を照らさないとき、仕掛けを作るとき |
| 赤 | 海面を照らすとき、餌を仕掛けに付けるとき |
海面を照らす場面では、魚が逃げないように、赤い光に切り替えています。
【ポイント3】ハリスは太めにする
夜は、仕掛けのハリスを太めにしています。掛かってくる魚が大きいことが多いためです。ハリスの号数や長さの考え方は、するするスルルーのライン選びで解説しています。
【ポイント4】夜の安全|私が守っていること
夜の釣りで、いちばん大切なのが安全です。私が守っていることを、5つお伝えします。
- 単独で行かない:夜は、誰かと一緒に行きます。単独で釣行する場合は、磯には行きません
- ライフジャケットを着用する
- 波が被るほどの強風・高波のときは釣行しない:磯でも堤防でも同じです
- スマホは防水ケースに入れる
- 定期的に家族に連絡する

海上保安庁の事故事例にも、夜の堤防で、ライフジャケットや照明器具を装備していない人が、足を踏み外して海に転落した例が紹介されています。夜間に釣りをする際は、照明器具の使用が呼びかけられています(出典:海上保安庁 ウォーターセーフティガイド 事故事例)。海での事故の緊急通報は118番です。
釣り場の選び方、立入禁止の場所の確認は、昼と同じです。するするスルルーの釣り場の選び方をご覧ください。立入禁止や釣り禁止の場所には、夜も入りません。
失敗談:竿に仕掛けが絡んでいるのに気づかず、竿先を折った
堤防でナイトするするスルルーをしていたときのことです。竿に仕掛けが絡んでいるのに気づかず、そのまま仕掛けをキャストして、竿先を折ってしまったことがあります。
この経験から、夜は、仕掛けを投入する時に、竿に絡んでいないかを確実にチェックする必要があると考えています。私は、次の2つで確認しています。
- 竿先を目で見て確認する
- リールを巻いて、引っ掛からずにスムーズに巻けるかを確認する
夜釣りの持ち物チェックリスト
- ライフジャケット
- 赤い光にできるヘッドライト:白と赤を使い分けます
- ウキの明かり:ケミホタル(取り付けられるウキ)か、電気ウキ
- 防水ケースに入れたスマホ:家族への連絡用
上の4つに加えて、昼と同じ道具(タックル、エサなど)を用意します。ご自身の釣り場に合わせて、必要なものを足してください。
時期・釣り場
私が夜釣りをするのは、夏から秋です。頻度は月に1回ほどで、釣り場は磯または堤防です。夜に「行かない」と決めている釣り場は、特にありません。ただし、立入禁止や釣り禁止の場所には入りません。単独で釣行する場合は、磯には行きません。
釣れる魚と、月ごとの釣れやすさは、するするスルルーで釣れる魚と時期で解説しています。
よくある質問(FAQ)
Q1. 夜でもできますか?
できます。私は、夏から秋にかけて、月に1回ほど、磯や堤防で夜のするするスルルーをしています。ただし、昼より危険度が上がるため、安全の準備を整えたうえで行ってください。
Q2. 仕掛けは昼と変えますか?
基本の構造は同じです。私は、ハリスを太めにしています。掛かってくる魚が大きいことが多いためです。
Q3. ウキの明かりは何がいいですか?
私は、ケミホタルか電気ウキを使っています。夜光タイプよりも明るいからです。具体的には、キザクラの「全層沖縄SP」にケミホタル50を付けるか、釣研の電気ウキ「LFスマート」を使っています。
Q4. ヘッドライトは赤い光がいいのですか?
私は、赤い色の光にできるヘッドライトを使っています。魚が逃げないようにするためです。海面を照らす時や、餌を仕掛けに付ける時は赤、海面を照らさない時や仕掛けを作る時は白と、使い分けています。
Q5. 一人で夜釣りに行っても大丈夫ですか?
私は、基本的に単独では行きません。単独で釣行する場合は、磯には行きません。スマホは防水ケースに入れ、定期的に家族に連絡しています。
Q6. どんなときは夜釣りに行きませんか?
磯や堤防に波が被るほどの強風や高波のときは、釣行しません。
【まとめ】夜のするするスルルーで押さえる3つのポイント
- 仕掛けの基本は昼と同じ。夜は、ウキの明かり(ケミホタルか電気ウキ)、赤い光のヘッドライト、太めのハリスを用意する
- 安全が最優先。単独で行かない、ライフジャケットを着用する、波が被るほどの強風・高波のときは行かない、家族に連絡する
- 投入前に、竿に仕掛けが絡んでいないか確認する(私の失敗談)
夜は、準備と安全が釣果以上に大切です。全体像はするするスルルー(スルルー釣り)とは?、釣り場の選び方はするするスルルーの釣り場の選び方が参考になります。




