【沖縄】するするスルルーのライン選び|道糸はナイロン?PE?ハリスの号数と長さの考え方

沖縄の磯でライフジャケットを着た釣り人が竿を構え、手前にラインを巻いたリールが写る水彩イラスト
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どうも、琉球釣遊会です。沖縄在住で釣り歴は20年以上、するするスルルーは10年以上続けています。

「道糸は何号?」「PEでもいいの?」「ハリスは太すぎない?」――ラインの質問は、道具選びの中でも特に多いと感じます。一方で、ラインは魚と人をつなぐ唯一の部分です。ここを間違えると、竿やリールにお金をかけても、魚が掛かった瞬間に切れてしまいます。

私は、するするスルルーを始めて1年目の頃、沖縄の慶良間諸島の磯で、10kg以上はありそうな魚を逃がしたことがあります。PEラインを道糸にしていて、リーダーの長さが短かったことが原因で、根ズレで切られてしまいました。

その経験も含めて、この記事を書きました。するするスルルーそのものの解説は、するするスルルー(スルルー釣り)とは?にまとめています。仕掛けを組む手順は仕掛けの作り方をご覧ください。

「するするスルルーの道糸は、ナイロンとPEのどっち?」「ハリスは何号がいいの?」――記事によって数字がバラバラで、迷う方が多いテーマです。

私(琉球釣遊会)の設定は、道糸はナイロン10号が基準です。ハリスは、磯で10kg以上の魚を想定してフロロカーボン20号を5m取っています。PEラインは上級者向けと考えていて、使う場合はナイロン18号のリーダーを5m以上結びます。この記事では、その理由と選び方の考え方を、失敗談も含めてお伝えします。

この記事で分かること
  • 道糸・ハリス・リーダーの役割の違い
  • ナイロンとPEの違いと、私がナイロンを基本にしている理由
  • 道糸・リーダー・ハリスの号数と長さの目安(私の設定)
  • リーダーが短くて魚を逃がした失敗談と、ラインの交換の目安
この記事を書いた人

釣り歴20年以上!
年間200匹以上の魚を釣っている!
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目次

ラインは「道糸」「リーダー」「ハリス」で役割が違う

ラインは、場所によって名前も役割も変わります。まず用語を整理します。

  1. 道糸(みちいと):リールに巻いてある、いちばん長い糸です。ウキを通す糸でもあります
  2. リーダー:道糸がPEラインのときに、先端に結ぶ太い糸です。PEは擦れに弱いため、根(岩礁)に触れても切れにくい糸で守ります
  3. ハリス:サルカン(道糸とハリスをつなぐ金具)から針までの糸です。魚が最初に触れる部分で、歯や根との擦れを受け止めます

号数(ごうすう)は、糸の太さを表す数字です。数字が大きいほど太く、強くなります。ただし、PEは細くても強度があるため、号数だけで判断するとタックルのバランスが崩れることがあります。PEを選ぶときは、パッケージのlb(ポンド:強度を表す単位)の表示も参考にしてください(出典:DAIWA 初心者のための釣り入門)。

全体の組み立ては、仕掛けの作り方で図付きで解説しています。

するするスルルーのライン構成図(ナイロン道糸10号とフロロカーボンハリス20号、PE道糸の場合はナイロン18号のリーダーを結ぶ)

【ポイント1】道糸はナイロン?PE?|私がナイロンを基本にしている理由

結論から言うと、私の基準はナイロン10号で、PEラインは上級者向けと考えています。両方の特徴を並べて、理由を説明します。

ナイロンの特徴

  • 良い点:しなやかで糸グセが付きにくく、扱いやすいラインです。伸びがあるので魚の引きの衝撃を吸収しやすく、PEに比べると根ズレにも強いです。価格が手ごろで、製品の種類も豊富です
  • 気になる点:伸びがあるため、感度はPEに劣ります。表面が柔らかく傷が付きやすい面もあり、吸水や紫外線による劣化もあります

PEの特徴

  • 良い点:伸びが少なく感度が良いです。同じ強度で比べると、ナイロンより細くできます
  • 気になる点:擦れに弱く、岩やコンクリートに触れると傷みやすいです。そのため、根ズレ対策のリーダーが欠かせません。結び目が増える分、手間もかかります
スクロールできます
項目ナイロンPE
根ズレPEより強い弱い(リーダー必須)
感度伸びがあり、PEに劣る伸びが少なく良い
扱いやすさしなやかで扱いやすい。結束も簡単リーダーの結束が必要で手間がかかる
価格手ごろな製品が多い製品によって幅がある
私の位置づけ基準(10号)上級者向け(3〜6号+リーダー)

※ナイロン・PEの一般的な特性は、各メーカーの解説(シマノ「ライン(釣り糸)とは?」、バリバス「ライン選びのポイント」など)でも説明されています。

私がナイロンを基本にしている理由

私がナイロンを基本にしている理由は、次の2つです。

  1. PEラインよりも扱いやすい:PEラインより結束の方法が簡単です
  2. 根ズレに比較的強い:掛けた魚が根(岩礁)へ走ることの多い釣りなので、根に触れても切れにくいことは安心につながります

PEラインは感度に優れますが、リーダーの結束や根ズレへの対応など、気を配ることが増えます。そのため、経験を積んだ上級者向けだと考えています。迷う方は、扱いやすいナイロンから始めるのがおすすめです。

読者

PEのほうが感度が良いなら、最初からPEにしたほうがいいですか?

筆者

感度は魅力ですが、根ズレのリスクが上がります。リーダーの結び方や長さに自信がないうちは、ナイロンのほうが失敗しにくいと思います。

【ポイント2】道糸の号数と巻く長さ

ナイロンの場合、私は10号を使います。巻く長さは、リールが対応できる範囲で多めにします。当サイトのリール6選では、ナイロン10号が約200m巻けるサイズを目安にしています。

するするスルルーは、仕掛けを100m以上流すことがあります。さらに、大型魚が走ったときのために、リールにはラインの余裕が必要です。糸巻き量はリールごとに違うので、購入前にスペック表で確認してください。

PEラインを使う場合の号数は、3号〜6号が目安です。ただし、PEは細くても強度があるため、号数だけでなくlb(ポンド)表示も確認してください。

【ポイント3】PEを使うなら、リーダーは「ナイロン18号・5m以上」

PEラインを道糸にするときは、先端にリーダーを結びます。私はナイロン18号のリーダーを、5m以上取っています。素材にナイロンを選んでいるのは、フロロカーボンよりもしなやかで、結びやすいからです。

なぜ5m以上の長さが必要なのか

PEは擦れに弱い糸です。魚が根へ潜ろうとしたとき、ラインが岩に触れるのは、リーダーの範囲だけとは限りません。リーダーが短いと、岩に触れる部分がPEになってしまい、根ズレで切れる可能性が高くなります。リーダーを長く取るのは、岩に触れる範囲をできるだけ太いリーダーでカバーするためです。

失敗談:慶良間の磯で、リーダーが短くて魚を逃がした

するするスルルーを始めて1年目の頃、沖縄の慶良間諸島の磯での出来事です。10kg以上はありそうな魚が掛かりましたが、PEラインのリーダーが5m以下と短く、根ズレでラインが切れて逃がしてしまいました。

PEを使うなら、リーダーの長さをケチらないこと。これが、私の学んだことです。

【ポイント4】ハリスは「フロロカーボン20号・5m」|磯で10kg以上を想定した設定

ハリスは、私はフロロカーボン20号を5m取っています。これは、磯で10kg以上の魚を対象にしたときの設定です。当サイトの他の記事では「12〜18号以上、2〜3m」を目安として紹介していますが、これは幅広い釣り場に向けた目安で、私の設定はそれより太く、長めです。

太くする理由|一般的なセオリーとは逆です

一般的な仕掛けでは、道糸から針に向かって糸を細くしていくのが基本とされています(出典:DAIWA 初心者のための釣り入門)。私の設定は、道糸のナイロン10号に対してハリスが20号と、その逆に太くしています。

理由は、魚の歯や岩礁に最も擦れるのがハリスの部分だからです。私は大型魚が掛かっても対応できるよう、なるべく太めにしています。「ハリスが太いから食いが悪くなる」ということは、私の経験ではあまり感じません(個人の経験則です)。ウキフカセ釣りのように細いハリスで食わせる釣りとは、考え方が違うと感じています。

長くする理由

ハリスを長く取る目的は、魚が針を掛けた直後に根へ走っても、ラインが岩に触れる範囲をハリスでカバーするためです。ハリスが長いほど根ズレには強くなりますが、竿の長さと同じ5mほどになると、仕掛けの投入や取り込みで扱いにくくなる面もあります。

なお、号数は釣り場の条件で変わります。漁港のように魚が逃げ込む岩礁がない場所では、細めでも対応しやすくなります。タックルの選び方の「3つの基準」(魚のサイズ・根の荒さ・足場)を参考に、ご自身の釣り場に合わせて決めてください。

ハリスの一例として、フロロカーボン12号の製品を紹介します。当サイトの目安(12〜18号以上)の下限にあたります。私が使う20号のような太い号数は、同じフロロカーボンの太い号数を、販売店で探してください。

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ライン設定の早見表(私の設定と、当サイトの目安)

スクロールできます
部位私の設定当サイトの目安
道糸(ナイロン)10号10号前後
道糸(PE)上級者向け3〜6号
リーダー(PE使用時)ナイロン18号・5m以上—
ハリスフロロカーボン20号・5m(磯で10kg以上の魚を想定)フロロカーボン12〜18号以上・2〜3m

数字に幅があるのは、釣り場の条件(根の荒さ、魚のサイズ、足場)が違うためです。私の設定は、磯で10kg以上の大型魚を想定した、余裕を持たせた組み合わせだとお考えください。

私が使っているライン|SUNLINE 磯スペシャル 遠投カゴ サスペンド

道糸には、サンライン(SUNLINE)の「磯スペシャル 遠投カゴ サスペンド」を使っています。メーカーの公式ページによると、この製品はナイロンラインで、次のような特徴があります(出典:サンライン公式「磯スペシャル 遠投カゴ」)。

  • ナイロン原料と超高分子量シリコーンを融合した「USCナイロン」を採用し、耐摩耗性と滑りの良さを両立している
  • 比重は1.15(シリコーンで比重を持たせている)。潮になじみやすい設計
  • 太い号数でも扱いやすいソフトな糸質。カラーはオレンジレッド
  • 号数は4〜14号。10号の巻量は250m

この製品は、メーカーでは遠投カゴ釣り向けのラインとして販売されています。ただ、コストパフォーマンスが良く、するするスルルーにも適していると感じていて、私は道糸(10号)として使っています。

ラインは、メーカーの仕様変更や在庫の入れ替わりがあります。購入前に、最新の仕様と巻量を販売店の商品ページで確認してください。

ラインのチェックと交換|根ズレは必ず確認する

ラインは消耗品です。次のポイントを、釣りの前後にチェックしておくと安心です。

  1. 根ズレの傷:魚を掛けたあと、またはハリス・リーダーが岩に触れたあとは、指でなぞってザラつきがないか確認します。傷があれば、その部分を切って結び直します
  2. 結び目:サルカンや針の結び目に、緩みや潰れがないか確認します
  3. 釣行後の手入れ:海水や汚れを真水で流し、日陰で保管します

道糸の交換は、10釣行に1回を目安にしています。使う頻度や保管状況で変わるので、あくまで私の目安です。ラインに傷や縮れ、色あせが見えたら、早めの交換をおすすめします。

魚を掛けたあとのやり取りは、アワセ・やり取りのコツで詳しく解説しています。根ズレ・ラインブレイクを防ぐ竿さばきも、あわせてご覧ください。

よくある質問(FAQ)

Q1. するするスルルーの道糸はPEですか?ナイロンですか?

私の基準はナイロン10号です。PEラインは、リーダーの結束や根ズレへの対応が必要なため、経験を積んだ上級者向けと考えています。PEを使う場合は3〜6号が目安で、ナイロン18号のリーダーを5m以上取っています。

Q2. おすすめのナイロンラインは?

私は、サンラインの「磯スペシャル 遠投カゴ サスペンド」の10号を使っています。選ぶときは、10号前後で、リールの糸巻き量に合った長さを巻けるかを確認してください。

Q3. ハリスは何号がいいですか?

釣り場の根の荒さと狙う魚のサイズで決めます。磯で10kg以上の魚を想定する私は、フロロカーボン20号を5m取っています。当サイトの目安は、12〜18号以上、2〜3mです。

Q4. ハリスは道糸より細くするのが基本では?

一般的な仕掛けではそのとおりです。するするスルルーでは、大型魚が根へ走り、擦れるのがハリスの部分になりやすいため、私は道糸より太いハリスを使っています。ただし、これは私の設定で、釣り場や狙う魚によって適切な太さは変わります。

Q5. リーダーは何号、何メートル?

PEラインを道糸にするとき、私はナイロン18号を5m以上取っています。短いと根ズレで切れる可能性が高くなります。

Q6. 道糸はどのくらいで交換しますか?

私は10釣行に1回を目安にしています。傷や縮れ、色あせが見えたら、早めに交換してください。

Q7. 竿は何号を選べばいいですか?

当サイトの目安は4〜5号程度の磯竿です。詳しくはロッド11選をご覧ください。

【まとめ】ライン選びで押さえる3つのポイント

  • 道糸は、扱いやすいナイロン10号が基準(私の設定)。PEは上級者向けで、使うならリーダーが必須です
  • リーダーはナイロン18号・5m以上。短いと根ズレで魚を逃がすリスクが上がります(私の失敗談)
  • ハリスは磯・10kg以上でフロロカーボン20号・5m。号数は釣り場の根の荒さと魚のサイズで決めます

ラインは目立たない道具ですが、魚との勝負を決める部分です。ご自身の釣り場に合わせて、少しずつ調整してみてください。全体像はするするスルルー(スルルー釣り)とは?、仕掛けの組み方は仕掛けの作り方が参考になります。

沖縄の磯でライフジャケットを着た釣り人が竿を構え、手前にラインを巻いたリールが写る水彩イラスト

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