この記事では沖縄本島北中城村にある熱田漁港(あったぎょこう)の釣りポイントを紹介します。
このブログでは沖縄本島南部から北部までの釣りポイントを簡単に紹介しています!
- これから釣りを始める人
- 釣り初心者でポイント選びに困っている人
の参考になればと思います。
このポイントで狙える魚種を先に説明しておくと以下のとおりです。
- ちょい投げ釣り:キス、ヤマトビー、クワガナー、アマイユ
- ウキフカセ釣り:チヌ、カーエー、アーガイ
- ルアー釣り:タチウオ、オニヒラアジ
- エギング:アオリイカ(シルイチャー)
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熱田漁港 基本情報


所在地 | 沖縄県中頭郡北中城村熱田2070−8 |
---|---|
アクセス | 空港から約25.0㎞(車で約40分) |
駐車 | 可能 |
お手洗い | 近くの熱田緑地公園 |
最寄りのコンビニ・スーパー | ファミリーマート 北中城和仁屋店(車で3分) |
最寄りの釣り具店 | フィッシングステップ 具志川店(車で20分) |
注意点 | - |
沖縄本島東海岸の北中城村にある熱田漁港は、大きな漁港で釣り場が広く、また、環境の違う釣りポイントがあるため、さまざまな魚を狙うことができます。基本的には足場もよく、ファミリーフィッシングにおすすめです。
また、隣の熱田緑地公園に公衆トイレがあるので便利です。
熱田漁港のポイントは大きく分けて4つあるので順に紹介していきます。
※ポイントの掲載情報は誤っていたり古くなっていたりする可能性があります。立入禁止、釣り禁止になっている場合もありますので現地の案内板等の指示に従って行動して頂くようお願い致します。当ページの内容が最新の状態と異なる場合はコメント等でお知らせ頂ければ幸いです。
熱田漁港 ポイント①


- ウキフカセ釣り:チヌ
海がシケている時や、夜釣りでチヌが狙える。夜釣りでは35cm~40cmの良型が狙える。
熱田漁港 ポイント②


- ウキフカセ釣り:チヌ、サヨリ
- ちょい投げ釣り:キス、ヤマトビー、クワガナー、アマイユ
- ルアー釣り:タチウオ
- エギング:アオリイカ(シルイチャー)
港内の岸壁のポイント。足場が良く、車を釣り場の側に止めることができるので、ファミリーフィッシングにおすすめ。
ウキフカセ釣り
ウキフカセ釣りやサビキ釣りでサヨリが数釣りできます。サヨリは昼行性の魚で、朝夕のマヅメ時や曇天や雨天などの光量の少ない状況で釣果が上向きやすいと言われています。
冬~春の12月~4月にかけてチヌが狙えます。海がシケて濁りが入っている時に釣れる確率が高まります。

ちょい投げ釣り
ゴカイ等を餌にしたちょい投げ釣りではキス、ヤマトビー、クワガナー、アマイユが狙える。ファミリーフィッシングをするならこのポイントでのちょい投げ釣りをおすすめする。
ちょい投げ釣りとは、天秤オモリやナス型オモリを使った仕掛けを投げて当たりが来るまで待つシンプルな釣り方です。初心者の方でも比較的簡単に仕掛けを作ることができ、色々な魚を狙うことができます!
ちょい投げ釣りの餌はゴカイやイソメという海に生息しているミミズを使います。釣具屋で数百円で充分な量の餌が買えます。ただし、ゴカイやイソメは針につける時に噛み付いてくることがあるので、虫が苦手な人は触るのが難しいかもしれません。
ゴカイやイソメを触ることができない人は、ハサミやカミソリ等でゴカイやイソメの頭部を切って使うか、パワーイソメというイソメの疑似餌を使ってみましょう。
ちょい投げ釣りの主な対象魚は「キス」です。キスは天ぷらで食べるととても美味しく魚です。これから釣りを始める人におすすめのターゲットです。
釣具屋では竿・リール・仕掛けがセットになったちょい投げセットが売られており、3000円〜5000円で一式揃えることができます。針などの仕掛けもすでに出来上がったものが釣具屋にあるので、初心者も簡単に仕掛けを作ることができます。
エギング
エギングではアオリイカが狙える。エギングをする時は墨跡を探してポイントを決めると釣れる確率が高まります。
エギングは、日中よりも夕マズメから夜にかけての時間帯が釣れやすい。

熱田漁港 ポイント③


- ちょい投げ釣り:キス、ヤマトビー、クワガナー、アマイユ
- ウキフカセ釣り:カーエー、チヌ
- ルアー釣り:タチウオ、オニヒラアジ
北側から南へ長く伸びている防波堤は、大物が狙えるため、熱田漁港の中で一番人気の高いポイントです。
ちょい投げ釣り
キス釣りの好ポイント。50m~100mキャストして、20cmサイズのキスの数釣りが期待できる。キス釣りの外道としてヤマトビー、クワガナー、アマイユも釣れる。
ウキフカセ釣り
ウキフカセ釣りではカーエー、チヌが狙える。
カーエーは一年中を通して釣れますが、よく釣れる時期は4月~6月の産卵期。シーズンになると、カーエーはエサを求めて決まった場所に群れで回遊してくることが多いです。
カーエーの群れが入って来ると、短時間で数釣りが期待できます。
ルアー釣り
ルアー釣りではタチウオが釣れる!
タチウオは10月~2月が太刀魚がよく釣れる時期で、その中でも、11月~12月がよく釣れます。
堤防から狙うこともこともできるので釣り人にも人気が高いです。沖縄でも漁港で簡単に釣れ、なおかつ食べても美味しいので初心者にもおすすめのターゲットです。
上品な味わいの白身魚でありながら、濃厚な旨味があり、刺し身や塩焼きにして食べるのが一般的です。
そんな太刀魚は以下のルアーで釣ることができます。
- ハードプラグ(ミノー・バイブレーション)
- メタルジグ
- ワーム(シャッドテール・ワインド)
沖縄においてルアーでタチウオを狙う時は、バイブレーションを使う人が多い。
バイブレーションは表層~下層までタチウオがいる幅広い層を探ることができて汎用性が高いからです。
ルアーを巻く速度を早くすれば表層~中層を探れるし、速度を遅くすれば中層~下層を探ることができます。
また、このポイントではルアー釣りでオニヒラアジも狙えます。オニヒラアジは年中釣ることができますが、ベストシーズンは春の4月から7月くらいまでとされています。
オニヒラアジをルアーで狙う場合は、マイクロベイトパターン、ミジュンパターンを如何にして攻略するかがポイントです。釣り場にいるベイトが目視できる場合は、ベイトに合わせたルアーをチョイスしましょう。
個人的にはマリアの「ブルースコード60」がおすすめです。
スローで巻いても良く動くので、オニヒラアジがのんびりシラスを追っているシーンの攻略にも適しています。飛行姿勢が安定しておりコントロール性が高いのでナブラの動きを先読みして投点を決めると良いでしょう。
熱田漁港 ポイント④


- ウキフカセ釣り:カーエー、チヌ、アーガイ
- ルアー釣り:タチウオ、オニヒラアジ
堤防の先端のポイントで、ウキフカセ釣りとルアー釣りにおすすめのポイントです。
ウキフカセ釣り
ウキフカセ釣りではカーエー、チヌ、アーガイが狙える。
カーエーとチヌを狙う場合は、夜釣りに狙うと大型が期待できる。
アーガイは夏と秋に狙うと釣れやすい。夏の時期は餌取りが多いので、アーガイを狙う場合は刺しエサを「コーン(とうもろこし)」にすると良い。

「魚がコーンなんて食べるのか?」と思うかもしれないが、筆者も何度もコーンでアーガイを釣ったことがあるので、騙されたと思って試してみて欲しい。ただし、コーンを食べる餌取りもいるので、コーンを付けたらアーガイしか釣れないというわけではないのでご注意を。
また、アーガイは海底付近で食ってくることが多いので、狙うタナを底ギリギリに設定した方が釣れやすいです。実際、美ら海水族館等の水槽にいるアーガイを観察していると、底付近で餌を食べる様子が確認できる。アーガイに限らずイラブチャーなどのブダイ科の魚を釣る時は基本底を狙うと良いでしょう。
ルアー釣り
ルアー釣りでは③のポイントと同じようにタチウオやオニヒラアジが釣れる!
【まとめ】熱田漁港 釣りポイント紹介
沖縄本島北中城村にある熱田漁港の釣りポイントを紹介しました。
熱田漁港は、
●ちょい投げ釣りのキス狙い
●ウキフカセ釣りでのチヌ狙い
●ルアーでのタチウオやオニヒラアジ狙い
で有名なポイントです。
- ちょい投げ釣り:キス、ヤマトビー、クワガナー、アマイユ
- ウキフカセ釣り:チヌ、カーエー、アーガイ
- ルアー釣り:タチウオ、オニヒラアジ
- エギング:アオリイカ(シルイチャー)