どうも、琉球釣遊会(@oki_fukase)です。
するするスルルーを始めたいと思っているあなた!
どんな竿を買おうと思っていますか?
するするスルルーを始めたいけどおすすめの竿が分からない。
するするスルルー歴5年の筆者がおすすめの竿を紹介するので安心して!
するするスルルー用の竿には求められる性能があります。
するするスルルー初心者の人は性能を満たした竿ってどんな竿があるのか分かりませんよね?
でも安心して下さい!
ここで紹介する6つの竿はするするスルルーに求められる性能を満たした竿なので、ここで紹介する竿を選べば失敗しない!
するするスルルーという釣りについてまだ理解していない人はまずこの記事を読んで!
-2.jpg?resize=320%2C180&ssl=1)
目次
するするスルルーの竿に求められる性能
結論から言います。
するするスルルーの竿は、
「バットがしっかりしていて、先調子で操作性が良い軽い竿」
であることが求められます。
「とにかく、今すぐにおすすめの竿を教えて欲しい」という人もいると思いますが、まずはするするスルルー用の竿に求められる性能について学んでおきましょう!
筆者が考えるするするスルルー用の竿に求められる性能は2つ!
- バットパワー
- 軽さと操作性
それぞれについて説明していきます。
①バットパワー

出典:シマノ
するするスルルーでは10kgを超える大きな魚を狙う釣りですので、大物とやり取りするための強靭なバットパワーが求められます。
するするスルルーでは、カツオなどの回遊魚、本土ではヒラマサなどの青物が比較的よく釣れます。
これらの魚は根に潜らないので、ある程度糸を出せばバットパワーが弱い竿でも釣れるかもしれません。
しかしながら、するするスルルーでは仕掛けが中層~下層に入った時にはタマン(和名:ハマフエフキ)やハタ・クエ系の根魚も釣れます!
掛けてから一気に根に潜ろうとする魚を掛けた時は、一気に根から引き離すだけのバットパワーがないとバラす確率が高くなります。
食わせた直後の一瞬が魚を獲れるか獲れないかの鍵を握ります。
ですから、するするスルルーの竿にはバットパワーが求められるわけです。
バットパワーが強い竿ならタマン竿などの打ち込み竿で良いじゃないの?
確かに、「ダイワ タマンモンスター」や「シマノ ボトムキング」といった打ち込み竿でするするスルルーをできないこともない!
ただし、これらの竿は重く操作性が悪いので向いていない!
するするスルルー専用の竿は打ち込み用の竿より高いので、予算節約のため打ち込み用の竿で釣りをしている人を見かけますが、見ていてかなり釣りづらそうです。
「ダイワ タマンモンスター」や「シマノ ボトムキング」といった打ち込み竿がするするスルルー用の竿として向いていない理由は次で説明する「軽さと操作性」が悪いからです。
②軽さと操作性
.jpg?resize=500%2C368&ssl=1)
出典:シマノ
するするスルルー用の竿はバットパワーがあれば良いというわけではありません。
強さと同時に「軽さ」と「操作性」も求められます。
するするスルルーは、フカセ釣りの部類に入るので、竿を持った状態で仕掛けを潮に流してコントロールしながら魚のあたりを待ちます。
重い竿だとアタリを待っている間に疲労がたまりやすく、魚を掛けてからのやり取りでも体力を消耗しやすくなります。
操作性が良い竿とは、具体的に言うと「先調子の竿」であるということです。
するするスルルーでは、仕掛けを潮の流れに乗せて100m以上流すこともあります。
操作性が悪い竿で適切なラインメンディングができていないと、仕掛けが潮の流れから外れてしまい、魚のいるところにエサを運ぶことができず、釣れなくなってしまいます。
仕掛けを遠くまで流すための定期的なラインメンディングが釣果アップにも繋がります。
そのため、竿の操作性もするするスルルー用の竿に求められる重要な要素となります。
するするスルルーにおすすめの竿6選
.jpg?resize=500%2C281&ssl=1)
するするスルルー用の竿に求められる性能について学んだところで、具体的におすすめの竿をメーカーごとに6つ紹介します。
筆者はここで紹介する6つの竿全てを使用した訳ではありません。
ただし、実際に使用している知人からの意見も踏まえて説明しておりますので安心して下さい!
①シマノ ベイシスBG
価格:約6万円~7万円
シマノの『ベイシスBG』は、シマノ最強ノンズーム・フカセ磯ロッド!
高橋哲也さんがプロデュースするビッグゲーム用の竿で、とても強くて頼もしいロッド!
号数のラインナップは、3~6号となっております。
- 3号:オキアミフカセで離島の巨大尾長や大型マダイを狙う
- 4号:ビナゴフカセで魚種不問、強い魚と向き合う
- 5号:泳がせ釣りにも対応しマグロ類も視野
- 6号:未知の大物に挑む、生粋のモンスター対応
するするスルルーには4号または5号がおすすめですが、スルルー初心者の人は4号が良いと思います!
筆者もかつて4号を使っておりましたが、重さを感じにくく魚も掛けてからもバットパワーで魚の引きを受け止めてくれました!
5号を使用している友人の話によると、
「ある程度力がある人でない限り、5号を曲げこむのは難しいと思うので、初心者にはまず4号をおすすめした方が良い」
とのこと。
4号であればパワーと操作性のバランスが取れているので初心者には4号をおすすめします!
号数は6号までありますが、するするスルルーに6号はオーバースペックかなと思います。
するするスルルーも泳がせ釣りもやりたいって人は6号でいいかも!

②シマノ レマーレ
価格:約11万円~13万円
シマノ最強の磯フカセズームロッド『レマーレ』は、
- カーボン繊維を密に束ねたマッスルカーボン
- 4本半仕舞のズーム機能
により、細身ながら巨大尾長から大型回遊魚までを狙えるフカセ釣りの枠を超越したパフォーマンスを備えたロッド。
レマーレは
- Ⅳ(2.5号相当)
- Ⅴ(3号相当)
- Ⅵ(3.5号相当)
の3ラインナップとなっております。
中でも、Ⅵは3.5号相当の竿でありながら適合ハリスは3号~12号と幅広くするするスルルーにも対応!
実際、シマノのプロモーション動画で高橋哲也さんがレマーレで10kgオーバーの魚を釣り上げています!
筆者もレマーレⅥを持っていますが、軽くて細身であるにも関わらず強い!
実際にレマーレを使ってカツオやタマンを釣りましたが、マッスルカーボンによりパワフルな魚の引きを受け止めてくれました。
するするスルルーにはⅥ(3.5号相当)一択!
ズーム機能を搭載しているので足元を狙う時はズームインした短い状態で使用し、足場が高い釣り場から仕掛けを流して釣る場合はズームアップした状態で使用するというように、1つの竿で2つの長さに変えることができるので、釣り場や状況に応じた釣りがしやすくなります。
さらに、細身なので風の影響を受けにくくラインメンディングがしやすいです。
遠投フカセやするするスルルーなど仕掛けを沖まで流していく釣りでは、ラインメンディングは必須です。
なおかつ大きい魚が掛かってくる可能性が高いので竿にパワーが求められます。
レマーレは操作性とパワーを兼ね備えているので最適な竿です。
こんなにべた褒めしているレマーレですが、ネックなのが価格!
私は112,000円で手に入れました。
10万円を超えるためなかなか手が出せない竿ですね~。

⇩レマーレのレビュー動画はこちら⇩
③ダイワ オレガ剛徹
価格:約6万円~6.5万円
するするスルルーが沖縄で普及した初期の頃は、するするスルルー用の竿と言えば『オレガ剛徹』というほど昔から人気のある竿。
ダイワの『オレガ剛徹』は、するするスルルー考案者の与那嶺功さんが監修しています。
するするスルルーの考案者自信が竿の開発に関わっているので、するするスルルーに最適な竿であること間違いなし!
剛徹は細身肉厚ブランクスによりパワーと張りを実現。
全体的にワンランク上のパワーを備えているので、ラインメンディングやフッキング時の操作性に優れています。
ラインナップは、
- M-50・V(3号相当)
- MH-50・53・V(4号相当)
- H-50・V(5号相当)
- HH-50・V(6号相当)
となってます。
おすすめの号数は、
- MH-50・53・Ⅴ(4号相当)
- H-50・V(5号相当)
です。
筆者は過去にカーエー用としてこの竿のM-50-V(3号相当)を使用していた時に、60cm近いモンガラカワハギを釣りましたが、圧倒的なパワーで難なく浮かせることができました!
とてもパワーがありアングラー自身の力が強くないとこの竿はなかなか曲げることができないな~と感じました!
MH(4号相当)を使用している人の話によると、
「重すぎないのでラインメンディングがしやすく操作性が良い、なおかつ魚を掛けてからも強靭なバットパワーで魚も引きを受けてくれる」
とのこと。
H(5号相当)だと少し重く、また竿が硬いので初心者ではなかなか曲げられないのではないようです。
号数が大きくなるほど竿のパワーがあり狙える魚の範囲も広がりますが、大きい号数だと竿が重いので持ち重りして疲れやすくなります。
するするスルルー釣りではいつ食ってくるか分からない大物の強烈な引きに備えて、竿を手持ちしておく必要がありますので、竿を手持ちしていても疲れにくい軽さも大切です。


④がまかつ 慶良間スペシャルⅡ
価格:約7万円~8万円
「慶良間スペシャルⅡ」は、するするスルルーで有名な沖縄の釣り場「慶良間」諸島の名前が入ったするするスルルー専用の竿。
キビナゴをエサに使ったスルスルスルルー釣法にて大型魚を攻略するために開発された竿。
最強クラスの強度を誇る「TORAYCA(R)T1100G」カーボンを採用したことで、圧倒的なパワーと粘りが実現。
大型魚の暴力的な引きに対しても、竿が粘り込むことで、やりとりの際の竿の角度が保ちやすくなりアングラーへの負担が軽減。
それでいて、強引なやりとりが必要な場面での圧倒的な胴のパワーも健在。
さらに、太い糸を使った仕掛けのラインメンディングのしやすさを考慮して穂先のガイド径がトップガイドから誘導ガイドまで1サイズ大きくなっているので、仕掛けの投入や道糸を送る動作や魚とのやりとりに至るまでよりスムーズに行える。
ラインナップは、4号、4.5号、5号の3つ!
- 4号:5kg前後がメインターゲット!
- 4.5号:5~10kgクラスがメインターゲット!
- 5号:10kgオーバーでも真っ向勝負が挑める竿
おすすめの号数は、4.5号!
するするスルルーで掛かる魚は5~10kgクラスがほとんどなので、これらをターゲットにした4.5号がおすすめ!
4号だと少しパワーが物足りず、逆に、5号だとオーバースペックで持ち重りするかな~と。
⑤がまかつ 我夢者Ⅱ
価格:約7.5万円~8万円
がまかつの上物竿最強シリーズで、他のロッドの追随を許さない圧倒的なパワーで巨大尾長グレ、レコードクラスの青物等を制する夢を実現できるロッド。
また、キビナゴをエサにしたスルスルスルルー釣法にも適応しています。
ラインナップは、3号~6号の4つ!
- 3号:60cm級の尾長グレや80cmを超える超大型真鯛、メジロクラスの青物がメインターゲット。
- 4号:モンスター級の70cmクラスの超大型尾長グレや10kgクラスまでの青物に対応可能
- 5号:10kgオーバーの超大型青物を仕留めるために開発された強靭粘り腰のパワーロッド。
- 6号:大物釣りにおいて、レコードクラスを相手にする最強フカセ剛腕パワーロッド。
おすすめの号数は、4~5号!
するするスルルーで掛かる魚は5~10kgクラスがほとんどなので、これらをターゲットにした4~5号がおすすめ!
3号だとパワーが少し物足りず、逆に、6号だとオーバースペックで持ち重りするかな~と。
がまかつのするするスルルー用の竿は、慶良間スペシャルもあるけどどっちが良いの?
- 慶良間スペシャルⅡ:胴調子(ため重視)
- 我武者Ⅱ:先調子(操作性重視)
両者の同じ号数を比較すると、若干だが我武者の方がパワーがある!
価格も両者約7万円~8万円なので、大差なし!
どっちが良いか決めるとすれば竿の調子やデザインで決めた方が良いんじゃないかな!
⑥釣武者 スーパーフカセゲーム・オーガ
価格:約7万円~7.5万円
大物とのやり取りに魂が震えるスーパーフカセゲーム専用ロッド!
ESS、SVFナノプラス、X45、Vジョイント等々、最先端のダイワテクノロジーも搭載。
号数は4.5号相当。
力強いフッキングと大型魚の強烈な引きを留め浮かす超高密度高強度カーボンバットは、強靭な粘りを持ちターゲットに主導権を与えません。
また可能な限り繊細に設計されたチューブラー穂先は、竿の調子は硬い調子でありながら、穂先はできるだけ柔らかくなっているので、ライントラブルを抑え、スルルー専用ウキ「デージ」との相性抜群で、スムーズな投入を可能に!
使用ハリスは6号〜18号で10kgクラスまでがメインターゲット!
沖縄では使用している人は見たことはありませんが、シロモッチさんの影響で本土では使用している方は結構いるみたいです!
まとめ
この記事では、するするスルルー歴5年の筆者がおすすめの竿を6つ紹介しました!
ここで紹介した6つの竿はするするスルルーに求められる性能(①バットパワー、②軽さと操作性)を満たした竿なので紹介するここで紹介した竿を選べば失敗することはありません!
するするスルルーという釣りについてまだ理解していない人はまずこの記事を読んで!
-2.jpg?resize=320%2C180&ssl=1)