フカセ釣りを本格的に楽しむなら、「レバーブレーキリール(LBリール)」の存在は無視できません。
このリールは、レバー操作によってラインを瞬時に送り出せるのが特徴で、魚の急な突っ込みに対応しやすく、細いラインでも大物を狙えるというメリットがあります。特に、グレ(メジナ)やチヌ(クロダイ)などのターゲットを狙うフカセ釣りでは、多くの上級者が愛用しているリールです。
しかし、レバーブレーキリールを選ぼうとすると、
✅ 「本当に必要なのか?」
✅ 「普通のスピニングリールと何が違うの?」
✅ 「デメリットはあるの?」
といった疑問を持つ方も多いのではないでしょうか?
本記事では、レバーブレーキリールのメリット・デメリットをわかりやすく解説し、フカセ釣りでの活用方法を詳しく紹介します。
この記事を読めば、「自分にレバーブレーキリールが必要かどうか?」がはっきりとわかり、最適なリール選びができるようになります。
それでは、フカセ釣りにおけるレバーブレーキリールの魅力を詳しく見ていきましょう!
レバーブレーキリールとは?基本構造と特徴

フカセ釣りに興味を持ち始めると、「レバーブレーキリール(LBリール)」という言葉を耳にする機会が増えるでしょう。しかし、初めての方にとっては、「普通のスピニングリールと何が違うの?」 という疑問を持つかもしれません。
ここでは、レバーブレーキリールの基本構造と特徴をわかりやすく解説し、フカセ釣りにおける役割を詳しく紹介します。
レバーブレーキリールの基本構造と仕組み
レバーブレーキリール(LBリール)は、通常のスピニングリールと同じような形状をしていますが、スプール(ラインを巻く部分)に直接影響を与える「レバー」が搭載されている点が大きな特徴です。
このレバーを操作することで、瞬時にスプールの回転をフリーにし、魚の引きに合わせてラインを送り出せるのが最大の利点です。
レバーブレーキリールの主要な構造
✅ レバーブレーキ(ブレーキレバー) → レバーを押すとスプールがフリーになり、魚の動きに応じてラインを出せる
✅ スプール → ラインを巻く部分で、スピニングリールと同様の形状
✅ ドラグシステム → 通常のスピニングリールと同じく、ラインテンションを調整可能
✅ ハンドル → ラインを巻き取るためのパーツ
特に、レバーブレーキの操作性が釣果に直結するため、初心者はこの操作に慣れることが重要です。
スピニングリールとの違いを比較
「スピニングリールでもフカセ釣りはできるのでは?」と思うかもしれません。実際、スピニングリールでもフカセ釣りは可能ですが、レバーブレーキリールにはスピニングリールにはない特有のメリットがあります。
項目 | スピニングリール | レバーブレーキリール |
---|---|---|
ラインの出し方 | ドラグ調整・ハンドル逆回転 | レバー操作で瞬時にフリーにできる |
細いラインの扱いやすさ | △(ドラグ頼り) | ◎(繊細なコントロールが可能) |
魚とのやりとり | △(ドラグ調整が必要) | ◎(レバーでスムーズに対応) |
大物対応 | ◯(強めのドラグ調整が必要) | ◎(ラインブレイクしにくい) |
価格帯 | 比較的安価なモデルが多い | やや高価なモデルが多い |
初心者向け | ◎(操作が簡単) | △(慣れが必要) |
このように、レバーブレーキリールはスピニングリールよりも細かいラインコントロールが可能で、大物とのやりとりに適しているのが特徴です。
特に、磯場や潮流が強い場所での釣りでは、レバーブレーキリールの性能が大きなアドバンテージになります。
フカセ釣りにおけるレバーブレーキリールの役割
フカセ釣りでは、軽い仕掛けで潮の流れに乗せながら魚を狙うため、細いラインを使用することが多いです。そのため、急な突っ込みに対応できるレバーブレーキリールの存在が重要になります。
✅ 魚が走ったときに瞬時にラインを送り出し、ラインブレイクを防げる
✅ 繊細なラインコントロールができ、仕掛けの自然な流れを維持しやすい
✅ ドラグとレバーブレーキの併用で、大物とのやりとりがスムーズになる
これらのメリットにより、フカセ釣りでは多くの上級者がレバーブレーキリールを愛用しています。
レバーブレーキリールのメリット

フカセ釣りで使われるレバーブレーキリール(LBリール)は、細いラインを駆使しながら大物を狙う釣りに特化したリールです。通常のスピニングリールとは異なり、レバー操作で瞬時にスプールをフリーにし、魚の動きに合わせてラインを送り出せるという特徴があります。
ここでは、レバーブレーキリールを使うことで得られるメリットを詳しく解説します。
- 魚の強烈な引きに瞬時に対応できる
- ラインブレイクを防ぎ、細いラインでも大物を狙える
- レバーブレーキ操作で魚をコントロールしやすい
- ドラグとブレーキの併用で柔軟なやりとりが可能
- フカセ釣りのテクニック向上につながる
- 手返しが良くなる
①魚の強烈な引きに瞬時に対応できる
フカセ釣りでは、チヌ(クロダイ)やグレ(メジナ)といったターゲットが掛かると、一気に走ることが多く、瞬時の対応が求められます。
通常のスピニングリールでは、ドラグを調整するか、ハンドルを逆回転させることでラインを送り出します。しかし、これでは対応が遅れ、ラインブレイクのリスクが高くなります。
レバーブレーキリールはアングラーが糸を出したいと思った時にレバーを指で手前にカチッと引くことで糸を出すことができます。
✅ レバーブレーキリールなら、レバーを軽く押すだけでスプールをフリーにできるため、魚の突っ込みに即座に対応可能!
✅ 細いラインでも無理なテンションをかけずにやり取りでき、よりスムーズに魚を浮かせられる!
この「瞬時のラインコントロール」が、フカセ釣りでレバーブレーキリールが愛用される最大の理由です。
②ラインブレイクを防ぎ、細いラインでも大物を狙える
フカセ釣りでは、1.5号前後の細いラインを使うことが一般的ですが、大型のグレや青物が掛かることも珍しくありません。
通常のスピニングリールだと、ドラグ性能に頼るしかなく、ラインブレイクのリスクが高まります。しかし、レバーブレーキリールなら、レバー操作で細かくラインを送り出せるため、魚の引きに合わせた繊細なコントロールが可能です。
魚とのやり取りの最中で竿が一直線になり(いわゆる「のされ」ている状態)、「竿を立てたい」と思った時にレバーを引くことで瞬時に糸を出して竿を立てることができます!
✅ 細いラインでも、大物の突っ込みに柔軟に対応できる!
✅ ドラグとレバーブレーキの併用で、バラシやラインブレイクを大幅に軽減!
そのため、「細いラインで大型魚を狙いたい!」というフカセ釣り師にとって、レバーブレーキリールは非常に有効なツールとなります。
③レバーブレーキ操作で魚をコントロールしやすい
フカセ釣りは、単に魚を掛けるだけでなく、魚の動きをコントロールしながら釣ることが求められます。
レバーブレーキリールを活用すると、魚の動きを把握しながら、必要に応じてラインを送り出したり、テンションを調整したりできるため、魚を無駄に暴れさせずに、スムーズに浮かせることが可能です。
✅ 強い突っ込み時にラインを送り、魚を弱らせながら誘導できる!
✅ 適切なテンションを維持することで、バラシを防ぎやすい!
特に、大物を狙うシチュエーションでは、レバーブレーキリールのコントロール性が大きなアドバンテージとなります。
④ドラグとブレーキの併用で柔軟なやりとりが可能
レバーブレーキリールのもう一つの大きなメリットは、ドラグ機能とレバーブレーキ機能を併用できることです。
通常のスピニングリールでは、魚の動きに対してドラグの調整が必要ですが、レバーブレーキリールなら、「基本はドラグで調整し、急な動きにはレバーブレーキで即座に対応する」といった柔軟なやりとりが可能です。
✅ ドラグ設定は適切に行い、微調整はレバーブレーキで対応!
✅ 突発的な魚の動きにも即座に反応でき、より細かいラインコントロールが可能!
この「ドラグ+レバーブレーキ」の組み合わせが、フカセ釣りの成功率を大幅に向上させます。
⑤フカセ釣りのテクニック向上につながる
レバーブレーキリールは、確かに通常のスピニングリールに比べて操作が複雑ですが、使いこなせるようになると、フカセ釣りのテクニックが向上します。
✅ 魚の動きを予測しながら、最適なラインコントロールを学べる!
✅ レバーブレーキの使い方を習得すれば、釣果が向上する!
最初は慣れが必要ですが、一度操作に慣れれば、通常のスピニングリールでは味わえない釣りの楽しさを実感できるでしょう!
⑥手返しがよくなる
魚をタモに収めた時、スピニングリールはベールを開けてオープンベールにして糸を出す必要がありますが、レバーブレーキリールは指一本でレバーを引くだけで糸を出せます!
タモ入れする度に竿を持っている手とは別の手でリールのベールを開ける作業は少し面倒ですし、時間ロスになります。競技などの時間が限られた釣りでは、ライバルより1匹でも多くの魚を釣りたいです!
ライバルに勝つためにはこのわずかな時間でさえも惜しいものです。ですから、手返しを良くするためにはレバーブレーキ必須です。
レバーブレーキリールのデメリット

レバーブレーキリール(LBリール)は、フカセ釣りにおいて多くのメリットを持つリールですが、決して万能な道具ではありません。
導入を検討している人の中には、「使いこなせるか不安」「普通のスピニングリールよりも優れているのか?」と疑問に思う方も多いはずです。
そこで、レバーブレーキリールのデメリットを正直に解説し、導入前に知っておくべき注意点を紹介します。
①操作に慣れるまで時間がかかる
レバーブレーキリールの最大の課題は、操作に慣れるまで時間がかかることです。
通常のスピニングリールは、ハンドルを回して巻き上げるだけですが、LBリールはレバーを使ったラインコントロールが必要になります。
✅ レバーの強弱を調整しながらラインを出す操作に慣れが必要
✅ 魚とのやりとりの際、レバーブレーキとドラグを適切に使い分ける必要がある
初心者の場合、最初は「レバーの操作ミスでラインが出すぎる」「思ったようにブレーキをかけられない」といったトラブルが起こりやすいです。
➡ 解決策:「慣れるまでは陸上でリールの操作を繰り返し練習する」「最初は魚がかかっていない状態でブレーキ操作の感覚を掴む」
②通常のスピニングリールより価格が高い
LBリールは、スピニングリールと比較して価格が高い傾向にあります。
一般的な価格帯を比較すると、以下のようになります。
リールの種類 | 価格帯(目安) | 特徴 |
---|---|---|
スピニングリール | 5,000円~30,000円 | 初心者でも手が出しやすい |
レバーブレーキリール | 20,000円~70,000円 | 高性能だが価格が高め |
✅ LBリールは、エントリーモデルでも2万円以上することが多く、スピニングリールよりコストがかかる
✅ ハイエンドモデルは5万円以上し、上級者向けの仕様が多い
➡ 解決策:「初心者は2~3万円台のエントリーモデルから始める」「セールや中古市場でお得なモデルを探す」
③メンテナンスが必要で、手入れを怠ると故障しやすい
LBリールは、内部の構造が複雑で、繊細なパーツが多いため、定期的なメンテナンスが必要です。
特に、磯釣りでは潮風や波しぶきがかかりやすいため、適切に手入れをしないとサビや劣化が進みやすいです。
✅ スプールやレバー部分に塩が残ると、動作が鈍くなる
✅ ブレーキ部分に異物が入ると、スムーズな操作ができなくなる
➡ 解決策:「釣行後は必ず真水で洗浄し、乾燥させる」「定期的にグリスアップし、可動部分の動作を滑らかに保つ」
④初心者には使いこなすのが難しい
LBリールは、通常のスピニングリールと比べて操作が複雑であるため、初心者がいきなり使うには難易度が高いです。
✅ レバーの操作に慣れるまで時間がかかる
✅ バラシ(魚が外れる)やラインブレイクのリスクがある
✅ 間違った使い方をすると、かえって釣果が落ちる可能性がある
特に、「フカセ釣りを始めたばかりで、まだ魚とのやりとりに慣れていない人」にとっては、LBリールの操作が負担になることも。
➡ 解決策:「まずは通常のスピニングリールでフカセ釣りの基礎を学ぶ」「初心者向けの軽量で扱いやすいモデルを選ぶ」
⑤重量があるため長時間の釣りで疲れやすい
LBリールは、構造上、通常のスピニングリールよりも重いことが多いです。
リールの種類 | 平均的な重量 |
---|---|
スピニングリール | 約200g~250g |
レバーブレーキリール | 約270g~320g |
✅ 軽量モデルでも250g以上あり、長時間の釣りでは疲れやすい
✅ 特に磯釣りなどで長時間構え続ける場合、腕への負担が大きくなる
➡ 解決策:「軽量モデルを選ぶ」「ロッドのバランスを調整して持ちやすくする」
レバーブレーキリールのデメリットを克服する方法

レバーブレーキリール(LBリール)は、フカセ釣りにおいて非常に便利なツールですが、「操作の難しさ」「価格の高さ」「メンテナンスの手間」「重量による疲労」といったデメリットもあります。
しかし、これらのデメリットを正しく理解し、適切な対策を取ることで、LBリールの強みを最大限に活かし、フカセ釣りの釣果を大きく向上させることが可能です!
ここでは、レバーブレーキリールのデメリットを克服する具体的な方法を紹介します。
①初心者でも扱いやすいおすすめのモデルを選ぶ
✅ デメリット:操作が難しく、慣れるまで時間がかかる
➡ 解決策:「初心者向けの扱いやすいモデルを選ぶ」
レバーブレーキリールには、初心者でも扱いやすい設計のモデルがあります。最初の1台を選ぶ際は、以下のポイントを意識しましょう。
- レバーブレーキの操作が軽いモデルを選ぶ → 無理なくブレーキ操作ができる
- ギア比がノーマルなものを選ぶ → ハイギアよりも巻き上げが安定しやすい
- 軽量設計のモデルを選ぶ → 長時間の釣りでも疲れにくい
💡 おすすめモデル(初心者向け)
✅ シマノ 23 BB-X ラリッサ(約2.3万円)
✅ ダイワ 23 シグナス(約2.5万円)
これらのモデルは、「初めてのLBリール」に最適な設計になっており、初心者でも無理なく操作を習得できます。

②使い方の基本を理解して練習するコツ
✅ デメリット:レバーの操作ミスでラインが出すぎたり、ブレーキをうまくかけられない
➡ 解決策:「基本的な操作方法をマスターし、実践前に練習する」
レバーブレーキリールの操作に慣れるためには、実際の釣行に出る前に、基本的な操作を練習することが重要です。
事前に練習しておくべき操作
✅ レバーを押してスプールをフリーにし、ラインを送り出す感覚を掴む
✅ レバーの強弱を調整し、ブレーキをかける感覚を身につける
✅ ドラグとの併用を試し、ラインテンションの調整を練習する
💡 おすすめの練習方法
- リールにラインをセットし、空の状態でレバーを操作してみる
- ラインを引っ張る動作を加えながら操作感を確認する
- 小型の魚を掛けるところからスタートし、徐々に大物への対応を練習する
このように、事前にレバー操作の感覚を掴むことで、実釣時にスムーズなやりとりができるようになります。
③定期的なメンテナンスで長持ちさせる方法
✅ デメリット:メンテナンスが必要で、手入れを怠ると故障しやすい
➡ 解決策:「釣行後のルーティンメンテナンスを習慣化する」
LBリールは構造が複雑で、塩分や砂が入り込むと故障の原因になります。そのため、定期的なメンテナンスが必須です。
釣行後にやるべき基本のメンテナンス
✅ 真水でリール全体を軽く洗い流す(強い水流はNG)
✅ レバーブレーキ周辺やスプール内部の汚れをエアダスターで除去する
✅ ドラグ部分に専用オイルを少量塗布し、動作を滑らかに保つ
ワンポイントアドバイス
- 「メンテナンスが面倒」という人は、防水性能の高いリールを選ぶのも一つの手!
- シマノの「Xプロテクト」やダイワの「マグシールド」搭載モデルは、メンテナンスの手間が軽減される!
これらの簡単なメンテナンスを習慣化すれば、リールの寿命を大幅に延ばすことができます。
④軽量モデルを選んで疲れにくくする
✅ デメリット:LBリールは重量があり、長時間の釣りでは疲れやすい
➡ 解決策:「軽量モデルを選び、ロッドとのバランスを調整する」
LBリールは一般的なスピニングリールに比べて重いため、長時間の釣りでは手や腕に負担がかかりやすいです。
そこで、軽量なモデルを選び、ロッドとのバランスを考えることが大切です。
💡 軽量で疲れにくいおすすめモデル
✅ ダイワ 24インパルト 競技LBD(240g)
✅ ダイワ 22トーナメントISO 競技LBD(235g)
また、ロッドとのバランスを考え、リールの重心を意識して持つだけでも、負担が軽減されます。
まとめ:レバーブレーキリールを使いこなしてフカセ釣りをレベルアップ!
レバーブレーキリール(LBリール)は、フカセ釣りにおいて「瞬時のラインコントロール」「細いラインでも大物を狙える」「バラシを減らせる」といった大きなメリットを持つリールです。
特に、大物との駆け引きを楽しみたい方や、より繊細な釣りをしたい方には、ぜひ導入を検討してほしいアイテムです。
一方で、操作に慣れるまで時間がかかる、通常のスピニングリールよりも価格が高い、メンテナンスが必要といったデメリットもあります。しかし、これらのデメリットは、適切なリール選びと練習、定期的なメンテナンスを行うことで十分克服可能です。
「レバーブレーキリールを使うべきか?」 と迷っている方は、まずはエントリーモデルを試し、少しずつ操作に慣れていくことをおすすめします。
レバーブレーキリールを使いこなせるようになれば、フカセ釣りの技術が向上し、より多くの魚をキャッチできるようになるはずです!
あなたにぴったりのレバーブレーキリールを見つけて、フカセ釣りをさらに楽しみましょう!
最後にレバーブレーキリールの主なメリット・デメリットを再確認しておきましょう!
メリット | デメリット |
---|---|
瞬時にラインを送り出せる 繊細なラインコントロールが可能 フカセ釣りのテクニック向上 手返しがよくなる | 操作に慣れるまで時間がかかる 価格が高め 定期的な手入れを怠ると故障のリスクあ 重量がある |
「LBリールを使うべきか?」と迷っている人は、これらのメリット・デメリットをしっかり理解し、自分の釣りスタイルに合うかを判断しましょう!