どうも、琉球釣遊会(@oki_fukase)です。
早速ですが読者の皆さんはレバーブレーキリールの役割、メリット・デメリットについて理解してる?
スピニングリールを使ってフカセ釣りをしているけどある程度慣れてきたのでレバーブレーキリールに変えようかな?
レバーブレーキリールを買う前にレバーブレーキリールのメリットとデメリットについて知っておきたいな!
フカセ釣り歴15年の筆者がレバーブレーキリールの役割、メリット・デメリットについて解説します!
レバーブレーキリールを買おうか悩んでいる人はまずこれを読んで!
レバーブレーキリールのメリット・デメリットを十分に理解しないまま使い始めると、レバーブレーキの役割を十分に活かすことができなくなります。
ですので、レバーブレーキリールについてしっかり理解しておきましょう!
レバーブレーキリールとは?
出典:シマノHP
レバーブレーキリールとは、「スピニングリールに糸を出すレバー機能が付いたリール」と考えて下さい。
スピニングリールはドラグを使ってスプールを逆回転させてジリジリと糸を出します。
一方、レバーブレーキリールはアングラーが糸を出したいと思った時にレバーを指で手前にカチッと引くことで糸を出すことができます。
レバーをカチッと手前に引くことで、スプールがフリーの状態になり糸が出ています。
レバーをさらに手前に引くことでスプールをロックし、糸の放出を止めることができます。
レバーブレーキリールはアングラー自身のタイミングで糸を出す・止めるができるわけです!
初心者のうちはレバーなしのスピニングリールでも構いませんが、中級者〜上級者になり狙う魚が大きい魚になってくるとレバー機能は必須!
レバーの有無が釣果に影響します。
フカセ釣り初心者の方は、レバーを使いこなすようになるために訓練が必要になります。
ただし、基本的な使い方はスピニングリールと同じなので訓練すれば誰でも使えるようになるよ!
レバーブレーキリールのメリット
レバーブレーキの役割は分かったので実釣におけるメリットについて教えて!
私が実際にレバーブレーキリールを使い始めて感じたメリットは3つ!
1.アングラーのタイミングで瞬時に糸の放出が可能
出典:シマノHP
レバーブレーキリールは、魚が掛かって「糸を出したい」と思った時に、瞬時に糸を出すことができます。
スピニングリールでもベールを開ける又はドラグを緩めて糸を出すことができますが、魚が掛かった状態でベールの開閉、又はドラグを緩めたり締めたりする動作は、指一本で操作するレバーよりも糸を出すまでに遅れが生じます。
わずかな時間差ですがこの差が釣れるか釣れないかの釣果を分けることもあります。
ですので、スピニングリールと違い、アングラーのタイミングで糸を出すことができることはレバーブレーキの大きなメリット!
2.竿の角度修正が簡単
出典:シマノHP
魚とのやり取りの最中で竿が一直線になり(いわゆる「のされ」ている状態)、「竿を立てたい」と思った時にレバーを引くことで瞬時に糸を出して竿を立てることができます!
竿を立てて体勢を整えることはアングラーにとってもやり取りがしやすくなりますし、バラすリスクも減らすことができます。
状況に応じてロッドの角度を適正に保つことで、大物をキャッチする確率が上がります。
実際、筆者もレバーブレーキリールを使うことで、スピニングリールを使用していた頃よりもバラしが減り確実に魚をキャッチできる確率が高くなりました!
やり取りにおいてレバー1本で竿を適正な角度に維持することを可能にするレバーブレーキ機能はスピニングリールにはないメリット!
3.手返しが良くなる
出典:シマノHP
魚をタモに収めた時、スピニングリールはベールを開けてオープンベールにして糸を出す必要がありますが、レバーブレーキリールは指一本でレバーを引くだけで糸を出せます!
タモ入れする度に竿を持っている手とは別の手でリールのベールを開ける作業は少し面倒ですし、時間ロスになります。
競技などの時間が限られた釣りでは、ライバルより1匹でも多くの魚を釣りたいです!
ライバルに勝つためにはこのわずかな時間でさえも惜しいものです。
ですから、手返しを良くするためにはレバーブレーキ必須!
レバーブレーキリールのデメリット
スピニングリールの上位互換とも言えそうなレバーブレーキリールにデメリットなんてあるの?
レバーブレーキのデメリットと言われてもすぐには思いつかないが、強いてデメリットを挙げるとすれば2つのデメリットがある!
1.価格が高い
スピニングリールに比べてレバーブレーキリールは高価。
シマノやダイワのメーカー品の物はエントリーモデルでも約2万円〜。
フカセ釣り初心者にとっては購入のハードルが高いです。
シマノやダイワなどのメーカー品ではない格安レバーブレーキリールもありますが、絶対におすすめしません。
ブレーキが効きにくいなどのデメリットが多いからです。
経験者から言わせてもらうと絶対後悔します。
結局、後々メーカー品を買うことは目に見えています。
スピニングリールより価格が高いというデメリットはあるものの、機能性や釣りにおける快適性を考慮するとフカセ釣りでは断然レバーブレーキリールがおすすめ!
2.糸を出しすぎる癖がつく?
基本的にレバーブレーキリールにもドラグが付いているので、レバーを使わなくともあなたが設定したドラグ値に従って糸が出ます。
ですから、レバーを使って糸を出すのは、不意に大物が掛かってのされそうになった時や青物などの走りが早い魚が掛かってドラグでは間に合わない時!
ところが、レバーブレーキを使っていると、糸を出す時にレバーに頼りすぎてしまいドラグが付いてるのにレバーで糸を出しすぎる癖が付いてしまう可能性があります。
レバーに頼りすぎると竿やラインのポテンシャルを最大限発揮することができなくなります。
また、レバー操作による糸の出しすぎはバラシにも繋がりかねません。
実際、筆者もレバーブレーキリールを使用し始めた頃、レバーに頼り糸を出しすぎる弱腰のやり取りになってしまい、バラシが増えた時期がありました。
そこで、自分のやり取りとレバーの使い方を見直し!
魚が掛かった時は、魚の突っ込みをまず竿で受け止め、それでも魚の突っ込みが止まらない時にレバーで糸を出して体勢を整える!
体勢が整ったら再び竿で魚の引きを受け止める!
やり取りではこのイメージを意識しています!
「レバーで糸を出すのは必要最小限に!」
レバーブレーキをこれから使い始める人はこの言葉を覚えておいて下さい!
まとめ
この記事ではレバーブレーキリールの購入を検討している人のために、レバーブレーキリールのメリット・デメリットについて説明しました。
フカセ釣りにおいてレバーブレーキリールは釣果に影響するかなり有効なアイテムです。
この記事を読んでレバーブレーキの役割やメリット・デメリットとについて理解したあなたはラッキー!
初心者から一歩前進することができました!
次は、価格・機能・メーカーなどからあなたに合うレバーブレーキリールを見つけて腕を磨き今よりも釣れるようになりましょう!
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