沖縄本島釣りポイント紹介企画!
沖縄本島南部から北部まで100箇所以上の釣りポイントを簡単に紹介しています!
- これから釣りを始める人
- 釣り初心者でポイント選びに困っている人
の参考になればと思います。
ポイント紹介の順番としては本島南部~本島北部の順に紹介しています。
釣りポイント紹介企画パート17は沖縄県南城市にある「海野漁港(うみのぎょこう)」!
沖縄南部で大人気のポイント。
- ウキフカセ釣り:カーエー、アーガイ、チヌ
- 打ち込み釣り:タマン、ミーバイ
漁港は広くポイントの数も多く、ポイントによって釣れる魚種も変わってくるので、初心者から上級者まで多くの人におすすめのポイント。
ただし、ポイント競争率が高い場所は夜中からポイントに入っている人の姿も見かけるので、確実にポイントに入りたい場合は早めにポイントに入っておくことを推奨します。
海野漁港のポイントは大きく6つあるので順に紹介していきます。
海野漁港 ポイント①
フカセ釣りをする人に1番人気のあるポイントで堤防の内海がフカセ釣りの好ポイント。
- カーエー
- アーガイ
- イラブチャー
- トカジャー
- サンノジ
などのフカセ釣り対象魚はほとんど釣れる。
ここのポイントの先端に入った時に50cm近いサンノジをバラした経験あり。
足下の壁際でエサを拾っていたので際を狙っていると食ってきたが、ハリスを細くして狙ったため瞬殺。
夏になるとエサ取りも多くなるが、フカセ対象魚の活性も上がってくるのでマキエワークでエサ取りをかわすことができれば、良型の数釣りが期待できる。
ここへ釣行した時にアーガイとトカジャーの40cmオーバーが積極的にマキエに反応していて活性が良かったが、活性が良い時間帯と悪い時間帯があるので、活性が良い時にエサ取りをかわして釣る必要がある。
海底は敷石が入っているので、魚を掛けたら敷石に入られないように掛けた瞬間は強引にやり取りして魚を底から引き離した方が良い。
外海のテトラポットから釣りをすることもできるが、立ちにくいテトラであり、なおかつ、かなりテトラが敷き詰められているので、魚を掛けた時のやり取りは苦しい。
海野漁港 ポイント②
テトラが敷き詰められているので、かなり釣りづらいポイントだが、
- ウキ・フカセ釣り:チヌ、カーエー
- 打ち込み釣り:タマン、ミーバイ
- エギング:アオリイカ
が釣れるポイント!
車横付け可能なポイントなので、釣りをするのは楽チン!
ウキ釣りでチヌ・カーエーを狙う時は夜釣りがよく釣れる。
打ち込み釣りも日中よりも夜釣りがよく釣れる。
テトラでの釣りになるので、打ち込み釣りでもフカセ釣りでもピトンは必須!
打ち込み釣りではアタリを待っている間に竿を立てて置くために必須なのはもちろん、フカセ釣りでも大切な竿を傷つけないためにピトンを使って竿を置いた方が良い。
足場のテトラは立ちづらい形のテトラなので、磯靴は必須!
運動靴でも釣りをできないことはないが、テトラから滑り落ちないように釣り専用の靴でないと危険!
グリップ性能が高いハイパーVソールが搭載された靴はおすすめだ!
海野漁港 ポイント③
足場が安定していて、近くに車を止めて釣りをすることができるファミリー向けのポイント。
サビキ釣りやウキ釣りに適している。
- エーグァー
- アーガイ
- ヤマトビー
が釣れる。
海野漁港 ポイント④
テトラが敷き詰められているので、かなり釣りづらいポイントだが、
- ウキ・フカセ釣り:チヌ、カーエー
- 打ち込み釣り:タマン、ミーバイ
- エギング:アオリイカ
が釣れるポイント!
地形や足場が②のポイントと同じようなポイントとなっているので、魚も同じような魚が釣れる。
ただし、②のポイントよりは水深は浅く、海底にポツポツと岩場があるのでポイントに入る時は岩場の位置を事前に確認し、魚を掛けた時に岩場に逃げられないように注意する。
ここのポイントよりはポイント②の方が魚影が濃い印象があるので、ポイント②に入れなかった時に④のポイントに入るという選択をすると良いだろう。
海野漁港 ポイント⑤
漁港に入って左側にある堤防のポイント。
ウキ・フカセ釣りのポイントで、
- チヌ
- イラブチャー
- トカジャー
- グルクマー
が釣れる。
チヌを狙う時は夜釣りで狙うと釣れやすい。
この堤防の向かいにセリ市場があり、セリ市場の水や魚を捌いた後の魚の余分な部分がここに流れてくるので、それに釣られて魚が集まってくる。
テトラが積まれている外海側ではカゴ釣りで
- イラブチャー
- トカジャー
- グルクマー
が釣れる。
テトラの上なので滑り落ちないように足元には十分注意して釣りをする。
海野漁港 ポイント⑥
ウキ・フカセ釣りのポイントで
- カーエー
- アーガイ
- グルクマー
が釣れる。
カーエー狙いなら夜釣りが良い。
堤防の先端の灯台がある所から打ち込み釣りでタマンが釣れる。
また、エギングでアオリイカが釣れる。
冬場にはルアー釣りでタチウオも釣れる!
タチウオのルアー釣りについて
出典:市場魚貝類図鑑
タチウオは10月~2月が時期。
その中でも、11月~12月がよく釣れる。
沖縄でも漁港で簡単に釣れ、なおかつ食べても美味しいので初心者にもおすすめのターゲット!
タチウオはやや小骨が多いが、軟らかでクセのない白身が美味。
ぶつ切りにさばいて煮付け、唐揚げ、天ぷらなどにして美味しく食べられる。
タチウオは基本的に夜行性で、夕刻が近づくにつれて深場から浅場へと移動して捕食を活発に行うため、太陽が沈みかけている夕マズメや夜釣りで狙う。
タチウオの釣り方は、
- テンヤ仕掛け(針にキビナゴを付ける)
- ジグヘッド(ワインド用ジグヘッド)
- メタルジグ
- バイブレーション
- ミノー
などがあり、ルアーで狙う人が多い。
出典:「タチウオのルアーフィッシング(入門者向け)」(釣り百科)
沖縄においてルアーでタチウオを狙う時は、バイブレーションを使う人が多い。
バイブレーションは表層~下層までタチウオがいる幅広い層を探ることができるので、汎用性が高いからだ。
ルアーを巻く速度を早くすれば表層~中層を探れるし、速度を遅くすれば中層~下層を探ることができる。
出典:「タチウオのルアーフィッシング(入門者向け)」(釣り百科)
バイブレーションのアクションとしては、
- タダ巻き
- リフト&フォール(テンションフォール)
のアクションが効果的。
タチウオ釣りで注意すべきは、タチウオの鋭い歯でリーダーを切られないようにすること。
タチウオの鋭い歯からラインブレイクを防ぐために、リーダーラインは太くて丈夫なものをセットしたい。
ただし、タチウオの活性が高く、積極的にルアーを追いかける状況の時は、太いライン(リーダー10号)でも鋭い歯でスパッと切られる可能性が高くなるので、ワイヤーリーダーを使うと良い!
タチウオを釣った時は鋭い歯で怪我しないように、フィッシュグリップで掴むこと。
陸っぱりからルアーでタチウオ狙ってみたい人は、フィッシングギャングあずさ氏の実釣解説動画が参考になる。
ルアーをタダ巻いているだけで釣れる上に、ルアー釣りであればエサを使わず、手に臭いがつかないので女性アングラーにもおすすめだ!
まとめ
南城市にある海野漁港(うみのぎょこう)は、
- ウキ・フカセ釣り:カーエー、アーガイ、チヌ
- 打ち込み釣り:タマン、ミーバイ
- エギング:アオリイカ
に適したポイント。
特に、ウキ・フカセ釣りのポイントとして人気が高く、特にポイント①はポイント競争率が高く、打ち込み釣りをしながら前夜入りしてポイントに入っている人も多い印象。
漁港は広くポイントの数も多く、ポイントによって釣れる魚種も変わってくるので、初心者から上級者まで多くの人におすすめのポイント。