沖縄でイラブチャー・アーガイを釣る方法を徹底解説!

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沖縄の美しい海に生息するイラブチャー・アーガイ(ブダイの一種)は、鮮やかな青緑色の体色と強い引きが特徴の人気ターゲットです。初心者でも狙いやすく、釣った後の食味も抜群です。

この記事では、これまでにイラブチャーを何度も釣り上げてきた筆者が、イラブチャー釣りに適したタックルや仕掛け、エサの選び方、効果的な釣り方などを詳しく解説します。

沖縄でイラブチャー釣りを楽しみたい方は、ぜひ参考にしてください!

この記事を書いた人

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目次

イラブチャーとは?特徴と生態を解説

イラブチャー(ブダイの一種)は、沖縄の沿岸部でよく見られる魚で、美しい青緑色の体色が特徴です。オス、メスによって色が違い、オスは青みが強いのに対し、メスは赤みが強く体長約40~50cmほどの色鮮やかな魚です。

主に珊瑚礁や岩礁地帯に生息し、雑食性で海藻や小型甲殻類を食べています。

成魚は50cm以上に成長することもあり、引きが強いため釣りのターゲットとして人気があります。

イラブチャーは、夜になると岩陰で口から出した特殊な粘液で体を包みます。こうする事で寄生虫などの侵入を防いだり、臭いを消して敵に気付かれないようにしているようです。

また、イラブチャーは強い歯で珊瑚を砕いて、珊瑚に共生する褐虫藻を食べ、石灰質を排泄しますが、実は、沖縄の海の白い砂の一部は、イラブチャーの排泄物なんです!

イラブチャー釣りのベストシーズンとおすすめの釣り場

イラブチャーは強い引きをするので、食用としてだけでなく釣りの対象魚としても人気です。

イラブチャーは年間を通して釣ることができますが、特に春から秋(4月~10月)がベストシーズンです。水温が高い時期には活性が上がり、エサに対する反応も良くなります。

沖縄でのおすすめの釣り場は以下のような場所です。沖縄本島をはじめ、離島周辺でもイラブチャーは多く見られますが、特におすすめの釣り場は、石垣島、宮古島、久米島などの離島エリアです。これらの場所は透明度が高く、美しいサンゴ礁が広がっており、釣り人にとって理想的な環境です。

また、リーフエッジでは、大型のイラブチャーが狙いやすいポイントになります。

  • 本島周辺のリーフエッジ(恩納村、読谷村など)
  • 離島の磯場(久米島、宮古島、石垣島)
  • 港の防波堤周辺(本部港、塩川港など)

イラブチャー釣りに最適なタックル・仕掛けの選び方

イラブチャーは主にウキフカセ釣りで狙います。力強い引きを見せるため、イラブチャーの引きを止めることができるしっかりとしたタックルが必要となります。

また、イラブチャーは掛けた瞬間に岩陰に逃げようとするので、道糸とハリスは3号以上を推奨します。

タックル

  • ロッド:4.5m~5.3mの磯竿
  • リール:2500番~3000番のスピニングリール・レバーブレーキリール
  • 道糸:ナイロン3号
  • ウキ:ウキフカセ釣り用のウキ
  • ハリス:フロロカーボン2号~3号
  • :グレ針6号~8号

仕掛け

イラブチャーを釣る時の仕掛けは、半遊動仕掛け・全遊動仕掛けのウキ釣りで狙います。

半遊動仕掛けは道糸にウキ止め糸をつけて仕掛けを「ウキ止め糸~針」までの水深(タナ)をキープしながら釣る釣り方です。

全遊動仕掛けはウキ止めをつけないでタナを探りながら釣る仕掛けです。ウキに引っかかるウキ止めがない分、魚が餌をくわえた時に違和感を感じにくくなるので、魚が走った時のアタリがラインに鮮明に出るというメリットがあります。

イラブチャーが好むエサとは?おすすめの餌

イラブチャーは雑食性ですが、特に海藻類や甲殻類を好みます。ウキフカセ釣りで狙う時は一般的にオキアミを使用しますが、コーン(とうもろこし)もおすすめです!

コーンは餌取り(小魚)に取られにくく、特に餌取りが多い夏の時期にイラブチャーを狙う際は必須の餌です。

  • オキアミ
  • コーン
  • モズクや海藻類
  • 練りエサ
  • パン練り

コーンのつけ方についてはyoutube「沖縄フカセ釣り学校」でわかりやすく紹介されていたので参考にしてみてください!動画の3:23辺りでコーンを餌にしてイラブチャーを釣っています。

イラブチャーの釣り方のコツ

イラブチャーは海底付近で餌を拾っているので、海底付近を狙うことがポイントです。マキエを撒いて中層付近まで浮いてくることもありますが、筆者の経験上、海底付近で餌を拾っている時に釣れることが多いです。また、大型のイラブチャーが釣れる時も大抵は海底付近でヒットすることが多いです。

イラブチャーがいるタナ(層)までエサを落とせるように、仕掛けのタナを意識しながら釣りをしましょう。

また、イラブチャーを釣る上ではヒットしてからのやり取りにもポイントがあります。イラブチャーは海底付近でヒットすることが多いため、掛けた瞬間のファーストランで根に入られないようにする必要があります。

イラブチャーは岩に潜り込む習性があり、針に掛かった場合は強引なやり取りが必要になります。ファーストランを止めることができれば、後は落ち着いてやり取りすることですんなりと浮いてきます。

釣ったイラブチャーの美味しい食べ方・おすすめレシピ

イラブチャーの見た目は熱帯魚のようですが、食べるとあっさりとした白身の魚で、沖縄では刺身や酢味噌和え、フライなどにしてよく食べられています。

おすすめレシピ

  1. 刺身
    • 釣りたてのイラブチャーを薄切りにしてポン酢で食べる
  2. 酢味噌和え
    • 淡白な味なので、刺身を酢味噌と和えて食べるのも美味しいです。
  3. フライ
    • 切り身に衣を付けてフライにすると身がフワフワで美味しいです。筆者はフライにして食べるのが好き。
  4. バター焼き
    • 塩コショウを振り、バターでソテーするバター焼きも定番。

まとめ

沖縄でイラブチャーを釣るには、適切な仕掛けとポイント選びが重要です。特に春から秋にかけては活性が高く、釣りやすい時期です。しっかり準備して、沖縄の美しい海でイラブチャー釣りを楽しんでみてください!

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