この記事ではシマノから新発売されたツインパルサーSZⅡの特徴や使用感について説明します。
胴の力で勝負するズームロッド!
それがシマノから新しく出たツインパルサーSZⅡ !
シマノのズームロッドと言えば先調子のBB-X SPECIAL が有名です。
BB-X SPECIALは非常に操作性に優れており、仕掛けを沖まで流す釣りに適しております。
しかしながら、胴調子の竿で思いっきり胴まで竿を曲げてやり取りをしたいという方にとっては、先調子の竿ではしっくりこない感じがするのではないでしょうか?
そこで、 先調子の操作性 と 胴調子の柔軟性 という相反するように思われる性能を兼ね備えた竿が求められます。
その性能を兼ね備えた竿が ツインパルサーSZⅡ です。
ツインパルサーSZⅡの特徴
ツインパルサーSZⅡの特徴についてそれぞれ説明します。
ネジレ軽減
- スパイラル X コア
- NEWパラボラチューン R
- Xガイド
の集合体 であるコアブランクス!
さらに、ネジレを徹底排除する強化構造 ハイパワー X でテーピング 。
コアブランクスを採用した初のズームロッドがツインパルサーSZ Ⅱです。
細身・操作性
ノンズームロッドは5本仕舞であるのに対し、ズームロッドは4本半仕舞となっているので、ボディが細身になっております。
こんなに細くて大丈夫なのか?と心配になりますが、細身の見た目とは裏腹に強靭なバットパワーを持っております。
細身なので、
- 風の影響も受けにくく操作性に優れている!
- ラインメンディングが非常にしやすい!
実際に竿を伸ばして直ぐに感じたことがシャキッとしているということ!
このシャキッとした感じが更に風の影響を受けにくくし、操作性が向上に寄与します。
実釣における使用感
実釣においてシャクチとファイト!
ツインパルサーSZⅡを使用して最初に感じたことは、かなり細身であること!
次に竿を伸ばして見るとシャキッとしていて、非常に操作性に優れているという印象を受けます。
魚をかけてからは胴に入り綺麗な曲がりを見せます。
これまでよりも竿のネジレが排除され、魚とやり取りをしている時に竿がブレにくくなったという印象を受けました。
胴調子だから柔らかいという訳ではなく、パワフルな胴調子という感じでパワーも兼ね備えております。
近距離で狙うタナが浅い場合は、ズームインの485で手返しよく釣ることができますし、遠投して深いタナを狙う場合は、ズームアウトをして525で釣ることが可能です!
このように、ズームロッドは1本の竿で2本の竿を持っているかのように、その場の状況に対応することができるので持っていて損はしないと思います。
ツインパルサーSZⅡでまだ大きな魚を掛けていないので竿のポテンシャルは未知数ですが、想像以上ののポテンシャルを秘めた竿だと信じております。
今後の釣行でたくさんの魚を掛けて竿の力を思う存分発揮させますので乞うご期待!