シマノのファイアブラッドオナガが7年ぶりにリニューアルしたみたいだけどどうなの?
評価が良ければ買おうと思っているのだけれど。
リニューアルしたファイアブラッドオナガ2020について写真や動画を使って解説するよ!
結論から言うと、色々な点で前作より進化しており非常におすすめの竿!
ファイアブラッドオナガ2020は、 巨大オナガに一歩でも近づくために、1年以上のテストを繰り返して完成したそうです。
見えている食い渋った尾長グレは、掛けることが難しいのはもちろんですが、掛けてから獲るまでも難しいです。
そんな尾長グレに一歩でも近づくために、今回のファイアブラッドオナガ2020は非常に獲りやすく仕上がってます。
モデルチェンジしたファイアブラッドオナガ2020の購入を検討している方のために、
- ファイアブラッドオナガ2020の特徴
- ファイアブラッドオナガ2020の使用感
- ファイアブラッドオナガ2020の評価インプレ
について解説する記事となっております。
ファイアブラッドオナガ2020の特徴
出典:シマノ
今回のファイアブラッドオナガ2020は、前作に比べて、 強さとしなやかさが向上し、よりバランスの取れたロッドに仕上がってます。
特に3番のクッション性がポイント 。
曲がりこみがさらにしなやかに仕上がっているので、魚の急な引きにもしなやかに、スタートの時点で受け止めることができます。
スパイラルコア
出典:シマノ
シマノ独自の設計・製造方法により、曲げ、ネジレ、つぶれなど、あらゆる方向に対しての強度が向上しております。
竿のX状に巻いて竿の性能を高めるスパイラルXに高強度樹脂を用いたカーボンテープを使用しているので前作からさらなる高強度化が実現。
スパイラルXでない一般的な竿の構造よりも
- ネジリ強度1.4倍
- つぶれ強度2.5倍
を実現しております。
パラボラチューンR+
出典:シマノ
磯竿の節と節の継ぎ目は節が重なるので2本になります。
そのため、竿を伸ばすと1本の部分と節が重なった2本の部分が存在することになります。
出典:シマノ
1本の部分と2本の部分には段差が生じます。
出典:シマノ
段差が生じると2本の継ぎ目部分で力の伝達がつっかえてしまい、竿が綺麗に曲がりにくくなります。
さらに、力の伝達がつっかえてしまうと魚の引きにのされやすくなり、バラシのリスクも高まります。
『パラボラチューンR+』は、継ぎ目の微調整をし力の伝達をロスなく伝え、最適なところで強度を落とさず、スムーズに曲がります。
竿の本来のパワーを最大限に引き出してくれます。
竿尻の長さが変化
出典:シマノ
ニューファイアブラッドオナガは前作よりもわずかに竿尻が短くなっています。
竿尻を短くすることで、魚がかかった時に竿尻をすぐにお腹に当てやすくなり、釣り人が魚とファイトするための態勢を整えるスピードが速くなりました。
これにより、掛けてから強烈な引きをする尾長グレと万全な状態で対峙することが可能になります。
また、竿尻を短くすることで非常に操作性が向上し、魚の取り回しも良くなってます。
竿尻部分はラバー素材なので握りやすく、雨の日でも滑りにくくなってます。
ファイアブラッド尾長2020は1.5号が新たにラインナップ
出典:シマノ
旧作は
- 1.7号
- 2号
- 2.2号
のラインナップでしたが、新作では1.5号 が登場。
今回からラインナップに加わった1.5号に関しては気になる方も多いのではないでしょうか?
1.5号ながら尾長専用モデルなので口太モデルよりもかなり粘り強くなっております。
ファイアブラッドオナガであれば、1.5号で大体の釣り場で通用するでしょう。
ファイアブラッドオナガ2020の号数選びの目安
- 1.5号
50cmクラスがメインターゲット。
細身で高い操作性を武器に魚を掛け、掛けてからはしなやかさで魚をいなす。
- 1.7号
60cmクラスがメインターゲット
シーズン中盤以降、徐々に喰いの渋くなる尾長を2.5号前後の細めのハリスで狙う状況におすすめ。
- 2号
60cmオーバーがメインターゲット。
朝マズメ、夕マズメに一発勝負で大型が掛かってくる時に太めのハリスを用いた豪快な釣りをするためのスペック。
2号の尾長用ロッドでありながらも操作性が高い。
- 2.2号
離島での記録級の大物にも対応。
巨大尾長を確実に獲るためにハリス6号まで対応。
ファイアブラッドオナガ2020の評価インプレ
実際にファイアブラッドオナガ2020を購入し使ってみました!
実際に使用した印象としては、
- 旧作のファイアブラッドと比較して軽くなった!
- エンドグリップがラバー素材となっているので握りやすい!
- 力の伝達がスムーズになっているので魚の急激な突っ込みにも耐えられる!
旧作のファイアブラッドと比較して軽くなった!
竿の自重を見れば軽くなっているのが分かりますが、実際に竿を持ってみると、軽くなった数字以上に軽くなっていると感じました。
これは軽量化に加えて竿尻を短くしたことも影響しているのではないかと思います。
1日竿を振っていましたが全く持ち重りすることなく、軽快に釣りをすることができました。
エンドグリップがラバー素材となっているので握りやすい!
竿尻が短くなったことに加えてエンドグリップはラバー素材となっているので、非常に握りやすくなっています。
魚とやり取りしている時も滑ることなくガッチリと竿を握ることができます。
手が濡れている時や雨が降っている時でも滑らないので安心です。
この竿を使ってまだ大きい魚は掛けていないが、大きい魚が掛かっても安心してやり取りできるでしょう!
力の伝達がスムーズになっているので魚の急激な突っ込みにも耐えられる!
魚を掛けてすぐに感じたことは、非常にスムーズに曲がってくれる ということです。
アワセを入れて魚が走っても『パラボラチューンR』のお陰で力がスムーズに伝達するので、魚の急激な突っ込みにも耐えてくれます。
大きい魚が掛かって糸を出したくなる場面でも竿の粘りを活かして、糸を出すことなく魚の走りに対向することができます。
ファイアブラッドオナガ2020ゲイルバードレビュー動画
まとめ
今回紹介したニューファイアブラッドオナガについてまとめです。
- パワーがあり沖縄のどの釣り場でもオールラウンドに対応!
- グリップが握りやすく、大物とのやり取りでも力を入れやすい!
- 胴調子の竿なので、持ち重り感はある!
- 仕掛けを流す釣りではなく、見えている魚を狙う釣りには向いているかも!
ニューファイアブラッドオナガを使ってこれからまだ見ぬ大物への挑戦を続け、今後もこの竿の詳細な使用感等について紹介いていきますので、よろしくお願いいたします!
https://fukase-fishing-info.com/motobu-port-fukase-fishing-a-gai/