2024年、がまかつの打ち込み釣り用の竿として沖縄で人気の「沖縄スペシャルⅡ」が「沖縄スペシャル アルティメイト」としてモデルチェンジしました!
現在、先行予約受付中となっており、2024年5月下旬頃から入荷されるようです。
この記事では「沖縄スペシャル アルティメイト」の特徴や沖縄スペシャルⅡとの違いについて説明します!
「沖縄スペシャル」→「沖縄スペシャルⅡ」へのモデルチェンジがあったので、「沖縄スペシャルⅢ」という名称でモデルチェンジすると予想していた釣り人の方も多かったのではないでしょうか?
がまかつの公式ホームページから「沖縄スペシャル」のカテゴリーがなくなり「廃盤か?」という噂も出ていました。
それが「沖縄スペシャル アルティメイト」として発売されました!
- 沖縄スペシャル アルティメイトは沖縄スペシャルⅡの後継モデル!
- 沖縄スペシャルⅡよりも軽量化されパワー・操作性が向上!
- 価格は約12万円!
- 店頭販売日は2024年5月下旬頃を予定!
がまかつ沖縄スペシャル アルティメイトの特徴
沖縄スペシャル アルティメイトはビッグワンとの力勝負を挑めるタマン・ガーラ専用スペシャルロッドです。
沖縄の打ち込み釣りで使用するロッドになりますが、日本本土のクエ狙いにも対応するロッドだと思います。
高弾性高強度材であるTORAYCA(R)T1100Gカーボンをメインマテリアルとして採用することで、パワーと強度を向上させつつ軽量化も行うことで操作性の良さも確保しています。
釣り人が主導権を持ったままやり取りできる張りを持たせつつ曲げ込めばしっかりと竿が魚を浮かせてくれる粘りももたせているとのことなので、大型ビッグワンとの勝負でも安心して竿を絞り込むことができるようです!
対大型魚ロッドなので、ロッドの重量もヘビー級になりがちですが、がまかつの同号数の竿に対して、10%以上の軽量化されています。
魚とのやりとり時はもちろん、仕掛けを打ち返す際のコントロール性能や、ラインメンディングの操作性を飛躍的に向上しています。
がまかつ沖縄スペシャル アルティメイトのラインナップと価格
ラインナップは①タマンHタイプと②ガーラXHタイプの2つです。
- タマンHタイプ:持ち重り感を極力払拭し操作性を向上させると同時に、大型タマンの引きをしっかりと受け止め浮かせるパワーを持つ
- ガーラXHタイプ:靭性の高い材料を肉厚に巻いたブランクで大型ガーラまでしっかりと対応する最強モデルです。夢の巨大魚を相手に頼れる一竿
沖縄スペシャル アルティメイト | |||||||
タイプ | 全長(m) | 希望本体価格(円) | 継数(本) | 仕舞寸法(cm) | 自重(g) | 先径(mm) | 錘負荷(号) |
タマンH | 5.0 | 120,000 | 5 | 124.5 | 515 | 1.7 | 20~35 |
ガーラXH | 5.0 | 125,000 | 5 | 125.0 | 641 | 2.8 | 25~45 |
また、沖縄スペシャル アルティメイトの価格は約12万円となっております。
打ち込みロッドで10万円以上の竿は沖縄スペシャル アルティメイトのみではないでしょうか?
前作の沖縄スペシャル2よりも性能が向上しているとは言え、はかなり高級ロッドでなかなか手が出せるものではないですね。。。
がまかつ沖縄スペシャル アルティメイトと沖縄スペシャル2との違い
がまかつ沖縄スペシャル アルティメイトと沖縄スペシャル2との違いを説明します。
- 性能・パワーが向上
- 自重の違い
- Kガイドの有無
- 価格が高くなった
①パワー・操作性向上
超大型魚に力勝負を挑み、パワーでねじ伏せるために開発された沖縄スペシャル2も沖縄の打ち込みロッドとして非常に人気がありましたが、沖縄スペシャル アルティメイトは高弾性高強度材であるTORAYCA(R)T1100Gカーボンをメインマテリアルとして採用することで、パワーと強度を向上させつつ軽量化されています。
釣り人が主導権を持ったままやり取りできる張りを持たせつつ、曲げ込めばしっかりと竿が魚を浮かせてくれる粘りももたせているので、大型ビッグワンとの勝負でも安心して竿を絞り込むことができます。
また、軽量化されたことで、沖縄スペシャル2よりも操作性が向上しています。
魚とのやりとり時はもちろん、仕掛けを打ち返す際のコントロール性能や、ラインメンディングの操作性が飛躍的に向上しています。
②自重が軽量化
沖縄スペシャルⅡ | |||||||
号数 | 全長(m) | 希望本体価格(円) | 継数(本) | 仕舞寸法(cm) | 自重(g) | 先径(mm) | 錘負荷(号) |
7号 | 5.0 | 65,500 | 5 | 124.5 | 537 | 2.0 | 20~35 |
8号 | 5.0 | 67,500 | 5 | 124.5 | 572 | 2.8 | 25~40 |
沖縄スペシャル アルティメイト | |||||||
タイプ | 全長(m) | 希望本体価格(円) | 継数(本) | 仕舞寸法(cm) | 自重(g) | 先径(mm) | 錘負荷(号) |
タマンH | 5.0 | 120,000 | 5 | 124.5 | 515 | 1.7 | 20~35 |
ガーラXH | 5.0 | 125,000 | 5 | 125.0 | 641 | 2.8 | 25~45 |
沖縄スペシャル2と沖縄スペシャル アルティメイトでは、アルティメイトの方が自重が軽くなっています。
アルティメイトのタマンH(515g)と沖縄スペシャル2の7号(537g)を比較すると、22g軽くなっているのが分かります。
アルティメイトのガーラXH(641g)と沖縄スペシャル2の8号(572g)を比較すると、沖縄スペシャル2の方が軽くなっていますが、これはターゲットとパワーが異なっていることによるものであり、スペック表の自重だけを比較してアルティメイトの方が自重が重くなったということはできません。
ガーラXH(641g)はタマンよりも引きが強いガーラをターゲットにしているため、その分ロッドが太くなり自重も重くなります。
一方、沖縄スペシャル2の8号(572g)は75cmオーバーの大型タマンをターゲットにしたロッドであるため、ガーラXH(641g)ほどのパワーはなく、またロッドも細身になります。
太くパワーが増したためにアルティメイトの方が重くなっているということであり、スペック表の自重だけを比較して重くなったということはできません。
③Kガイドの有無
沖縄スペシャル アルティメイトには、ライン放出性に優れるKガイドが搭載されました。Kガイドによりライン絡みのトラブルが減少しています。
Kガイドとは、ロッドに対して、傾斜がついた形状になっていること。ロッドの先端方向に向かって、フレームに傾斜が付いていることで、ラインが放出されやすくなり、糸がらみが減ります。
上の動画でわかるように、傾斜のついた形状のおかげで、糸がらみが自動でほどけてくれます。
釣りをしていると、
キャスト直後に糸が風に煽られる→ガイドに糸が絡む
ってことがちょこちょこ起きますが、Kガイドはそういったトラブルを招く糸絡みを自然に解いてくれます。
④価格の違い
沖縄スペシャル アルティメイトと沖縄スペシャル2では価格も大きく異なり、アルティメイトは沖縄スペシャル2の約2倍の価格になっています。
- 沖縄スペシャル2:約6.5万円
- 沖縄スペシャル アルティメイト:約12万円
性能が向上したとは言っても約2倍の価格UPというのは少し購入をためらってしまうのが本音ですね。
がまかつ沖縄スペシャル アルティメイトの店頭販売日は?
沖縄スペシャル アルティメイトの店頭販売日は5月下旬頃を予定しているようです。
先行予約を受け付けている釣具店もあるので、購入すると決めていて早く手元に欲しい人は予約しておいた方がよいですね!
【まとめ】がまかつ沖縄スペシャル アルティメイト
この記事では、「がまかつ沖縄スペシャル アルティメイト」の以下の点について説明しました!
- 沖縄スペシャル アルティメイトの特徴
- 沖縄スペシャル2との違い
- 沖縄スペシャル アルティメイトの価格
- 沖縄スペシャル アルティメイトのラインナップ
- 沖縄スペシャル アルティメイトの店頭販売日
それを踏まえた上で、沖縄スペシャル アルティメイトのポイントは以下のとおり。
- 沖縄スペシャル アルティメイトは沖縄スペシャルⅡの後継モデル!
- 沖縄スペシャルⅡよりも軽量化されパワー・操作性が向上!
- 価格は約12万円!
- 店頭販売日は2024年5月下旬頃を予定!