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沖縄のカーエーってどんな魚?カーエーについて説明!

【サムネ】沖縄のカーエーってどんな魚?カーエーについて説明!
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沖縄のウキ釣りで人気のターゲットの一つであるカーエー!

引きの強さからカーエーに魅了される釣り人も多く沖縄では人気の魚です。

これからカーエーを釣りを始めようと思っている人のために、カーエーとはどんな魚なのか等について説明します。

これからカーエーを釣りを始めようと思っている人は、まずはこの記事を読んでカーエーについて知っておきましょう!

カーエーについて理解を深めてからカーエー釣りを始めることで、カーエーが釣れる確率が高まります。

カーエーの釣り方や必要な道具について知りたい人はこちらの記事をどうぞ🔽

沖縄で人気の魚 カーエーの釣り方や仕掛けについて解説!沖縄のウキフカセ釣りで人気のターゲット「カーエー」の釣り方や仕掛けを解説! この記事を読んで道具を揃えれば、カーエー釣りを始めることができます!...
  • カーエー(和名:ゴマアイゴ)はアイゴの一種で琉球列島に生息する魚!
  • カーエーの沖縄県記録は54.5センチ・3.94キロ
  • ヒレに毒があるので注意!
  • カーエーは刺し身でも火を通しても美味しい魚で沖縄では高級魚とされている!

 

カーエーってどんな魚?

カーエーってどんな魚?

スズキ目アイゴ亜目アイゴ科アイゴ属の魚で、正式名称は「ゴマアイゴ」。

琉球列島の岩礁や汽水域に分布し、沖縄ではカーエーと呼ばれています。

カーエーは、日本本土には生息していないのですが、本土にも生息するアイゴ・バリの仲間で、沿岸域の砂底や、サンゴ礁域、岩礁域などに生息しており、沖縄のほとんどの場所で釣れます。

漁港を中心に、テトラポット、護岸、岩礁域に生息しています。

アイゴの引きの強さから九州地方でもアイゴ・バリが人気のターゲットとなっていますが、カーエーはバリ以上の強い引きを見せます。

体長50cm近くになり、アイゴ科としては大型になります。

雑食性で藻類や甲殻類などを捕食します。釣り餌としては様々な成分が入った練り餌やオキアミなどを使って狙います。

カーエーは藻類を食べますが、カーエーが繁殖すると「磯焼け」と呼ばれる沿岸部にある藻場の海藻類が消失する現象が発生して漁師を困らせることもあると聞きます。

 

カーエーには毒針があるので注意

カーエーを触る時に気を付けなければならないのが、アイゴ・バリと同様に背ビレに毒を持っているということです。

カーエーを釣り上げた際は、背ヒレに触らないように、フィッシングプライヤーなどで針を外すようにして下さい。

ちなみに、背ビレの毒は死んでも残るので、捌く時はハサミで背ビレを切ってから捌くと背ビレに刺さるリスクがなくなる。

私は一度カーエーを捌いている時に手が滑って指がヒレに刺さってしまい、ジンジンとした痛みが数時間続きました。

アイゴに刺された場合は、まず患部を清潔な水で洗って綺麗にし、患部にトゲが残っていた場合は、ピンセットなどで慎重に取り除いてください。

そして、患部を圧迫して可能な限り毒を絞り出します。口を使って吸い出す方もいますが、口の中に傷や虫歯があった場合、そこから毒が入り痛みが生じる可能性があるためおすすめしません。

毒を絞り出したら火傷しない程度の熱いお湯を用意し、患部の周辺を加熱します。アイゴの毒素はタンパク質ですので、加熱してタンパク質を変質させることで痛みを緩和させることが出来ます。

その後は安静にしておけば数時間のうちには改善します。

 

カーエーの沖縄県記録は?

カーエーの沖縄県記録は石垣島浜崎海岸で釣れた54.5センチ・3.94キロです。

夜釣り(22時頃)で釣れたようで、引きは3号竿がギシギシと音を立てて折れそうなほどに強烈だったようです。

出典:10年ぶりカーエー県記録更新

筆者もカーエーを釣ったことがありますが、40cmクラスのサイズでも暴力的な強烈な引きだったので、50cmオーバーの引きを想像すると恐ろしいです(笑)。

 

カーエーの調理法は?

カーエーの調理法は?

カーエーは白身の魚で臭味が少なく、味が良いので、沖縄県では高級魚として扱われています。

カーエーは刺身、バター焼き、みそ汁、煮付けで食べることができます。沖縄では「まーす煮」という伝統料理で食べることが多いです。

マース煮とは、塩水で魚を煮上げた料理で、中でもカーエーのまーす煮は絶品。身離れがよく、ほんのり甘みがあり、煮汁にもたっぷりうま味が出て美味しいです。

 

カーエーの刺身

カーエーの刺身

アイゴ科なのにほとんどクセがなく血合いがきれいで甘味があります。

普通に醤油で食べたもOKですが、酢味噌で食べるとまた違った味を楽しめます!

 

カーエーのマース煮

カーエーのマース煮

沖縄では魚を塩煮にすることが多いですが、その決め手となるのが「島マース」と呼ぶミネラルたっぷりの地元産の塩。

カーエーのマース煮は絶品です。

作り方も簡単!

内臓とウロコを取ってよく水洗いし、大きめの鍋に魚が浸る程度に水を張り、魚を入れたら島マースを軽く振ります。

旨みを増すために少々の泡盛を入れ、臭み消しに生姜を加えたら、30~40分ほど煮込んで完成。

味見をして塩を足すこともあります。

レストランや居酒屋でも提供されており、隠し味に醤油をほんのわずか垂らすという店もあります。

 

カーエーを捌く時の注意点

カーエーの内臓

カーエーを調理するときに注意点があります。

それはカーエーを捌く時に内臓が白身に触れないようにすること!

カーエーの白身に臭みはありませんが、内臓は非常に臭いです。カーエーは藻類を食べているので内蔵は藻類の臭みがあります。

そのため、カーエーを捌く時は内蔵が身に付かないように注意しましょう!

 

【まとめ】沖縄のカーエーってどんな魚?カーエーについて説明!

この記事では沖縄の釣りで人気ターゲットとなっているカーエーについて説明しました!

  • カーエー(和名:ゴマアイゴ)はアイゴの一種で琉球列島に生息する魚!
  • カーエーの沖縄県記録は54.5センチ・3.94キロ
  • ヒレに毒があるので注意!
  • カーエーは刺し身でも火を通しても美味しい魚で沖縄では高級魚とされている!

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