琉球釣遊会のメンバーが宮古島での打ち込み釣りでガーラ(和名:ロウニンアジ)の138cm(35.2kg)を釣り上げたので釣果報告。
チーム初のGTに驚いただけでなく、GTのサイズにも驚き!
138cm(35.2kg)のビッグGT!
ショアからではなかなか釣れないサイズのGTにチーム全員で喜びと感動を分かち合いました!
この記事では、GTを釣った時のタックルや状況を説明しているので、打ち込み釣りでGTを狙っている人は参考にして頂きたい。
タックル
ロッド:ダイワ ガーラモンスター
リール:シマノ ステラSW20000PG
道 糸:PEライン8号
リーダー:35号
ハリス:60号
針 :オーナー カルティバ SJ-43 9/0
エ サ:イスズミ1匹掛け
GT(ガーラ)を釣り上げた時の状況
ポイントは、砂浜が広がる海岸で日中はマリンスポーツを楽しむ人もいるポイントなので、マリンスポーツ客が帰った夕方の時間帯にポイント入る。
船着き場のブロックにピトンを設置して釣り座をかまえる。
このポイントでは過去にも大型のガーラをバラしており、ガーラが来るポイントであることは確認済み。
午後6時に30cm前後のイスズミをエサにして仕掛けを投入。
仕掛けを投入して30分、リールのドラグから道糸を引き出す強い引きの魚がヒット!
がしかし、魚は海面をジャンプ!
ヒットしたのはサメ。
サメにラインを切れたので、再びイスズミを餌に仕掛けを投入してアタリを待った。
エサを投入して1時間後、ステラのドラグから道糸のPEラインが引き出されて「ジィー」という音が鳴り響く!
竿を見ると、竿が「つ」の字になるように海面に突き刺さるように曲がっている!
ピトンから竿を取り、数回フッキングを入れるが魚の勢いは止まらず、キツめに締めたドラグから100m近くラインが出される!
100m近くラインを出して止まった魚は左右に泳ぎ回って抵抗するが、ガーラモンスターのロッドパワーとステラSW20000番PGの巻き取り力で応戦。
ファーストランで離れた魚との距離が徐々に縮まってきた。
やり取り開始から20分後、浜辺に大きな魚体が浮かび上がった。
海に入りハンドランディングで砂浜に引き上げたのはガーラ(ロウニンアジ)!
2017年にチーム発足して以来、ガーラを釣り上げるために沖縄本島から離島まで様々なポイントを駆け回ってきたが、ようやくチーム初のガーラを釣り上げることができた!
これまでガーラを狙い釣れない日が続いても、諦めることなく何度もポイントに通った苦労に神様が微笑んでガーラを釣り上げることができたのだろう!
他方で、これまでにガーラを掛けてはバラした悔しい経験で培った実力(ガーラとのやり取りにおける状況判断など)も勝因の大部分を占めていると思う。
さらに、過去にガーラをバラした経験からタックルを強化(ガーラモンスターとステラSW20000番)していたのも、ガーラを釣り上げることができた勝因の一つであろう。
恐らく、ロッドがタマンモンスターでリールがツインパワーSW14000番であれば、やり取りにもう少し時間がかかっていただろうし、100m以上道糸を出されてバラしていた可能性もある。
タマンモンスターは良い竿であるし、ツインパワーSWも良いリールではあるが、ガーラを相手にした場合、ガーラモンスターやハイエンドモデルリールのステラに比べればパワーや性能で劣る点があるからだ。
この釣果は神様が微笑んでくれたと言ったが、ガーラを釣るために忍耐強く釣行に出かけ、過去にガーラをバラした悔しい経験から試行錯誤と探究を続けたメンバーの努力と実力が今回の釣果に繋がったのであり、この釣果は奇跡ではなく、これまでの努力が実を結んだ当然の結果だ!
沖縄で活動する釣りチーム「琉球釣遊会」は、メンバーで釣りを楽しむをモットーにして、今後も色々なジャンルの釣りで記録にも記憶にも残る魚を釣り上げていく!
https://fukase-fishing-info.com/collective-commentary-of-uchikomi-fishing/