沖縄県魚 グルクンの種類を解説!

【サムネ】沖縄県魚 グルクンの種類を解説!
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沖縄の県魚グルクン! 

グルクンは、沖縄の県魚で和名では”タカサゴ”と呼ぶ。 

ちなみに”県魚”とは、各都道府県が郷土を代表する魚として選定された魚である。

県魚を選定している都道府県もあれば、選定していない都道府県もあるようで、各地方公共団体の判断で県魚を選定するか選定しないかを決めているようだ。

グルクンと言っても数種類いるので、この記事ではグルクンの種類を解説する!

  

目次

グルクン種類

グルクンには大きく分けて3種類いる。

他の種類もいるかもしれないが、ここでは大きく3種類に分けたい。

 

ウメイロモドキ系

 「WEB魚図鑑より引用」

タカサゴ系と比べて体高が高く、尾びれの色が黄色っぽいのが特徴

また、タカサゴ系よりも大きく成長するのも特徴。

 

 タカサゴ系 

「WEB魚図鑑より引用」

こちらがグルクンと言われて真っ先に頭に思い浮かべる種類ではないだろうか?

この”タカサゴ系”は、尾びれの両端に暗色模様があるのが特徴である。

また、黄色の2本帯の2番目の帯が体の側線の下方を走っているのも特徴だ!

 

ササムロ系 

 

「WEB魚図鑑より引用」 

こちらもよくグルクンとしてお目にかかる魚であるかもしれない。 

この”ササムロ系”は”タカサゴ系”と似ているが、尾びれを見ればすぐに違いが分かる! 

”タカサゴ系”は尾びれの両端が暗色をしているのに対し、”ササムロ系”は尾びれに黒いラインが走っており、尾びれが全体的に黒っぽくなっている。

また、体の2本の黄色帯が側線の上方を走っているのも特徴だ! 

 

なぜグルクンは釣り上げると赤くなるのか?

皆さんも疑問に思うことではないだろうか?

海中で泳いでいる時や釣り上げてすぐの状態のグルクンは青々としています。

しかし、釣り上げて時間が経つと青とは対照的な真っ赤になります。 

この変色の理由は分かりますか?

理由は、敵から身を目立たないようにするためのカモフラージュのようです。 

海中では体を海の色と同色の青色に変色させ敵に見つからないようにしているようです。 

逆に、敵に狙われた興奮した時や、釣り上げて時間が経過した時は赤色になるようです。 
(例えば、グルクンを1匹掛けにしてアカジンを狙っている時に、グルクンがアカジンに見つかって興奮した時は赤くなるようです。)

それ以外にも、グルクンは寝ている時は赤い色の状態で寝ているようです。

以下の写真は上(ササムロ系)が釣り上げた直後のグルクンで、下(タカサゴ系)が釣り上げてから時間が経過した状態のグルクンである。

同じ魚でありながら、こんなに色が変化するって不思議ですね~!

皆さんもグルクンを釣り上げた際には、この色の変化を観察してみてはいかがでしょうか? 

 

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