釣りをしている時に針が魚の口元のどこに掛かっているか を確認していますか?
釣れたからいいやとあまり気にしていないのではありませんか?
しかしながら、海からのこの大きなヒントを見逃してはいけません。
実は針の掛かりどころが魚のタナを教えてくれる重要な手がかりになるのです!
それでは、魚の口元のどの位置に針が掛かっているかでタナを判断する方法について紹介する!
上アゴもしくはカンヌキに掛かっている場合
釣れた魚の上アゴもしくはカンヌキに掛かっている場合は、魚が下から喰い上がって来て自分のすみかに戻ろうとして下を向いて走ったということである!
つまり、仕掛けが魚のタナにしっかりと合っている証拠である!
以下参照!
下アゴに掛かっているもしくは飲まれている場合
針が下アゴに掛かっている場合もしくは飲まれている場合は仕掛けのタナが魚のいるタナより深いという証拠である。
この場合はタナを修正する(浅くする)必要がある。
以下参照!
スルスル釣法では針の掛かり所の確認は必須?
ウキ止めを付けた半誘導仕掛けなら自分でタナを決めて釣るので、魚がどのタナで釣れたのかを把握して釣ることになる。
それに対して、ウキ止めを付けないスルスル釣法は浅ダナから深ダナまで探れることが大きな強みであるが、慣れていないとどのタナで魚が喰ってきたのか分からない。
魚がどこで喰ってきたのか分からなければ刻々と変化する魚のタナを把握することができない上に、やみくもに仕掛けを流すことになり手返しも悪くなる。
そこで、釣れた魚の針の掛かり所で魚のタナを確認することがスルスル釣法では必須になる!
魚の上アゴに掛かっていれば同じように仕掛けを流し、魚の下アゴに掛かっていたり飲まれていれば、糸を少し張り気味にすることでタナを浅めに修正する!
飲まれ切れで切られたのであれば、糸を少し張り気味にしタナを浅くすることに より飲まれ切れに対処することができる!
これで全誘導釣法においても刻々と変化する魚のタナを把握し対応することができる!
やみくもに仕掛けを流して魚が釣れても楽しいですが、魚の針の掛かり所といった海からのヒントを手掛かりに自分で頭を使い、狙い通りに魚が釣れたらもっと楽しいですからね!
魚が「喰った」ではなく釣り人の手で魚に「喰わせた」と実感できたら楽しさは倍増です!