こんにちは。
沖縄は梅雨に突入しましたが、釣り人の皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
梅雨の合間の晴れ間を狙ってちょこちょく釣行しておりますが、相変わらず撃沈の日々です。
今回は私が愛用している針をご紹介したいと思います。
がまかつ あわせちゃダメジナ
鈎先が内側に入ったネムリ形状でかなり飲まれにくいのが特徴です。
向こう合わせで口元への掛かり率90%以上!
本流、磯際の尾長狙いに最適なグレ鈎です。
鈎先がフトコロ側にかなり入った「ネムリ」形状の「スレ鈎」で、アタリがあれば合わさず、竿に魚の重さがのるまで待ち竿を立てるだけ。
新形状の鈎先が魚の引きに合わせて自然に口元を捉えます。
本流釣りなどでは尾長に鈎を飲み込まれてハリスを切られることが多かったものですが、これなら安心です。
ただし、この針にはデメリットもあるのでそこも併せて考えていきたいと思います。
メリット
魚に針を飲まれにくく、魚の口元に針を掛けることができる。
普通の針だと魚がエサを吸い込んだ時に魚の喉奥に針が掛かるが、ネムリ形状の針だと針が口から出ようとする時にスルスルと口元まで到達し、針先が唇を巻き込むようにしっかりと口元に掛かる!
尾長グレなどの歯が鋭い魚を狙う時には、針を飲まれてしまえばその鋭い歯でハリスを傷つけられハリスを切られてバラしてしまう。
魚とやりとりをしている時に、
魚に飲まれているかも?
と思いビクビクしながらやり取りするのと、口元に掛かっているから大丈夫だ!
と強気でやり取りするのでは、その心持ちの違いがやり取りにも現れてくるだろう。
弱気でやり取りをすれば安易に糸を出したり、竿を締めこんで思いっきりため込むべき場面でも竿をためることができずにバラしてしまうことが起きやすくなる。
歯がギザギザしている上にかなりスピードのあるドリー(トカジャー)を狙う時もこの針を使うようにしている。
デメリット
スレ針なので外れる危険性がある!
通常の針とは違い、返しがついていないスレ針なのでごくまれに針が外れてしまうことがあります。
ウキのアタリを見てパッとアワセたり、竿に来たアタリに素早く反応すると、通常の針に比べてすっぽ抜けることが多い感じがします。
特にこの針は”ネムリ”が深いのでことさら注意が必要だ。
糸が走ったら少し待ってから糸を押さえ、竿に乗ってきたところで竿を起こすような感じでちょうど良いと思う。
つまり、この針を使う時は遅アワセを意識すべきです。
通常のグレ針との比較
参考までに通常の針と比較してみました。
左:「あわせちゃダメジナ」
右:「テクノグレ」
右のテクノグレに比べて右のあわせちゃダメジナは針先がかなり内側に入り込んでいます。
このネムリ形状が重要で、このネムリが飲まれ切れを防いでくれます。
尾長グレを狙う際には、ライフジャケットに忍ばせておいたてもいいのでは?
皆さんもぜひお手に取ってみてください!