がま磯 アテンダー3の評価・レビュー・口コミ!アテンダー2との違いも解説!

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がま磯から12年の時を経て進化した「アテンダー3」が発売されました。

アテンダー3は、がまかつの最新技術を詰め込んだ胴調子で柔軟性のある竿です。

  • 竿の細部はどう変わったのか?
  • アテンダー2と比べて何が進化したのか?
  • 使用感はどんな感じなのか?

といった点について気になっている人も多いはず。

私も旧モデルのアテンダー2を愛用していましたが、モデルチェンジしたとのことで、実際に店頭でロッドに触れて来ました!

また、知人がアテンダー3を購入したので、知人のアテンダー3借りて実際に使った感想・レビューを聞きました!

そこで、この記事では以下の点について説明します。

  • アテンダー3の特徴
  • アテンダー3のデザイン
  • アテンダー2との違い
  • アテンダー3の評価・レビュー
  • アテンダー3の口コミ
  • アテンダー3の価格
  • アテンダー3のラインナップ

既に購入を決めている人も、買ってしまってから後悔しないように、まずはこの記事を読んでから購入するかどうか決めることをおすすめします!

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目次

【結論】アテンダー3は掛けるまでは先調子、掛けたら胴調子を高いレベルで実現した磯竿

まず先に結論ですが、アテンダー3は先調子のような高い操作性を備えつつ、強烈な魚の引きをいなして獲る究極の胴調子竿です。

  • 魚を掛けるまでの操作性(先調子の特徴)
  • 魚を掛けた後のやり取り性能(胴調子の特徴)

これらの機能を高いレベルで実現した竿といった印象です。

がま磯アテンダー3の特徴

がま磯アテンダー3の特徴
がま磯HP

アテンダー3は、「一定の竿角度でためているだけで、魚を浮かす」というコンセプトで設計されている竿なので、魚を楽に取り込むことができます。

3代目となる今作は様々な最新技術をまとって、大幅な進化を遂げているので、その特徴について説明します。

  1. ウルトラASDでスムーズな曲がり
  2. タフマトリックスシステムで曲げやつぶれに対する強度向上
  3. 先短設計採用で高い操作性
  4. 低重心設計で持ち重りを軽減

①ウルトラASDでスムーズな曲がり

ウルトラASD2
がま磯HP

アテンダー3には、振出竿のポテンシャルを限界まで引き出す「ウルトラASD」が搭載されました。

「ウルトラASD(ウルトラアクティブサスデザイン)」は、前作に搭載されていたスーパーASDをより進化させたもので、振出竿のスムーズな曲がりのネックとなる継ぎ目の段差(クリアランス)を極限まで削減しております。

その上、継ぎ目の材料に衝撃吸収性の高い特殊素材を使うことで、硬さを出すことなく、がま磯史上最もスムーズに曲がりこむ、まさにワンピースロッドのような応力伝達になっています。

継ぎ目の硬さの違いで竿の曲がりが止まることがないので、魚の不意な突っ込みを竿全体でしっかりと受け止めてくれて魚を浮かせます。

②タフマトリックスシステムで曲げやつぶれに対する強度向上

タフマトリックスシステム
がま磯HP

クラス最高峰の強度を誇るTORAYCA(R)T1100Gカーボンを、多方向に採用することで曲げやつぶれに対する強度が向上しています。

これまで、がま磯では縦繊維のみの使用に限定されていましたが、アテンダー3では横繊維にもTORAYCA(R)T1100Gカーボンが使用されました。

TORAYCA(R)T1100Gカーボンは、最高クラスの強度を持つカーボンシートで、軽量ながらも高い耐久性を備えており、飛躍的な進化を遂げています。

③先短設計採用で高い操作性

先短設計
がま磯HP

穂先部を短く設定することで、胴調子ロッドの弱点である操作性が飛躍的に向上。

また魚とやりとりする時に引きを受ける部分の長さの割合が増えることで、しっかりと対応できます。

アテンダー2やマスターモデル2などの胴調子の竿は、魚とのやり取りに関しては安心感がありますが、操作性は先調子の竿に劣ります。

アテンダーⅢは、先短設計になっているので、先調子の竿の操作性を持っています。先短設計によって、実際、先調子ロッド並みのウキの投入精度が出せます。

アテンダーⅢは、先調子の操作性を持ちつつ大きな魚がとれる胴調子の特性を持ってる竿です。

④低重心設計で持ち重りを軽減

低重心設計

アテンダー3は、持ち重り感を軽減するため、竿の重量バランスを重視して設計。

エンドグリップ部に重量配分を寄せる事により、仕掛けを流す体勢で竿を構えた際の持ち重り感の軽減と、軽快な操作性を実現しています。

アテンダー3は、アテンダーⅡよりも重くなっているのですが、その事を言わずにがまかつのテスターの人に竿を持ってもらったところ、
「竿かなり軽くなったね」
という声があったようです(実際は重くなっているにもかかわらず。)。

アテンダー3のデザイン

アテンダー3のデザインを写真で見ていきましょう!

アテンダーのイメージカラーはこれまで「ブルー」でしたが、アテンダー3は今までよりも明るい「ライトブルー」がイメージカラーとなっております。

また、各部分のパーツなどを「シルバー」で統一されています。

アテンダー3 デザイン(元竿)

アテンダー3 デザイン(元竿)

元竿のロッド名称部分はライトブルーが輝いています(上写真左)。

号数表示部分はシルバーで落ち着いた感じになっています(上写真真ん中)。

がまかつの特徴である赤色塗装部分近くの「ATTENDER-Ⅲ」の文字は立体的になっており、こちらもシルバーカラーになっています(上写真右)。

アテンダー3 デザイン(元竿~#4)

アテンダー3 デザイン(元竿~#4)

ロッドの玉口部分には「ATTENDER THIRD GENERATION」と書かれています(上写真左)。

がまかつロッドの特徴の赤色部分は透明感のあるメタリックレッド仕様(上写真真ん中)。

#4部分は黒でしっかり塗装されていてカーボン素材が見えなくなっています(上写真右)。

アテンダー3 デザイン(#3~穂先)

アテンダー3 デザイン(#3~穂先)

#3部分は、#4部分と違いカーボンテープが見えるようになっております(上写真左)。

#2部分も、#3部分同様にカーボン素材が見えるようになっております(上写真真ん中)。

#穂先は、ベタ付き軽減のための「艶消し塗装」が施されております(上写真右)。

アテンダー3 デザイン(リールシート)

リールシートの握る部分は若干細めになっているので、手の小さい人でも握りやすい形状になっています(上写真左・真ん中)。

私は細めが握りやすいので、握った感じは好感触でした。

スクリューシート部分はアテンダー3のイメージカラーのライトブルーになっています。また、メタリック調でキレイな色になっています。

この部分は今までのがま磯ロッドにはない形状で、アテンダー3オリジナルの設計ですね。

アテンダー3 デザイン(エンドグリップ)

エンドグリップもアテンダー3に合わせて新規に作った形状のエンドグリップになっています。

今までのがま磯のエンドグリップの形状は基本的に360度同じ形状だったんですが、アテンダー3は立体形状になっています。

シマノやダイワなどの他のメーカーでは立体形状のエンドグリップが多くなってきているので、今後は立体形状のエンドグリップがスタンダードになりそうな気がします。

立体形状のエンドグリップの良い点は、肘が当たる部分がフラットになっていて、やり取り中にズレにくい事です。

今まではフラットではなく円形状だったため、肘が当たる所が点で当たるような感じで、片手で肘をエンドグリップに当ててやり取りするのがやりづらい面がありましたが、それが解消されています!

アテンダー2は経年劣化でエンドグリップのラバー部分がベタベタしていたので、アテンダー3のエンドグリップのラバー部分の耐久性が気になりますが、見て触った感じでは経年劣化でベタベタしてくる事は無さそうな感じですね。

がま磯アテンダー2との違いは?

がま磯アテンダー2との違いは?

アテンダー2とアテンダー3の違いについて説明していきます。

アテンダーは楽に魚を浮かせるのがコンセプトのロッドですが、アテンダー3は『ウルトラASD』や『先短設計』のおかげでアテンダー2よりも楽に魚を浮かせられて取りやすくなり、また、操作性も格段によくなってます。

  1. スーパーASDからウルトラASDに進化
  2. 先短設計を採用
  3. グリップ周りが新しくなった
  4. デザインが変わった

①スーパーASDからウルトラASDに進化

ウルトラASD1

アテンダーⅡでは『スーパーASD』という、発売当時、考え得るいちばんきれいなロッドの継ぎ目を実現する機能が搭載されていました。その機能をさらに進化させたのが『ウルトラASD』です。

スーパーASD

振出竿のネックとなる継目の段差(クリアランス)を従来と比べ50% 以上削減。

ウルトラASD(アクティブサスデザイン)

振出竿のスムーズな曲がりのネックになる継ぎ目の段差( クリアランス)を極限まで削減。
その上、継ぎ目の材料に衝撃吸収性の高い特殊素材を使うことで、硬さを出すことなく、スムーズに曲がりこむ、まさにワンピースロッドのような応力伝達が可能になった。

アテンダー2の発売時には『トレカ®T1100G』がなかったので、アテンダー3にはそれを縦横に使うことによって強度アップと軽量化が実現しています。

『トレカ®T1100G』を使い、強度が保てるようになったことで、素材が薄くなり、また、継ぎ目ブランクが重なる部分の材料に衝撃吸収性の高い特殊材を使うことで、硬くならないようになっています。

それにより、アテンダーの売りである、タメているだけで魚を浮かせられる特徴が実現できます。

竿の継ぎ目にスムーズに荷重が伝われば、魚にスキを与えず頭をこちらに向けた状態でやり取りができるようになります。

逆にASDが入っていないと竿が魚の引きを吸収してくれません。

荷重が(継ぎ目の部分で)断続的に伝わると、止まったときにテンションが抜け、その間に魚が反転して突っ込んだりすることもあります。そうなると、のされたり糸が切れたりします。

アテンダーⅢの開発テストでオモリを吊り上げたとき、『ウルトラASD』が搭載されているとフワッと上がり、曲がりが戻るのもスムーズだったようです。それは竿が起きる(魚を浮かせる)力になるということです。

②先短設計を採用

先端設計

アテンダー3には、新たに『先短設計』が採用されたことにより、先短設計で操作性が向上しています。

アテンダー2は強靭なバットを持っていたので、穂先も強かったですが、その分、竿としては先重りする部分もありました。

そこで、先は短く軽くするけどちゃんとバットに力が伝わるようにしたのが『先短設計』です。

これにより、アテンダー2よりも操作性が向上しています。

③グリップ周りが新しくなった

アテンダー3は、アテンダー2からグリップ周りも進化しました。

オリジナルの『タフライト リールシート』は手が大きい人でも小さな人でも握りやすいようになっていますが、ラバーの凸形状とシボの加工がなされているので、より握りやすく・滑りにくくなっています。

エンドグリップもリールシート同様、手の大きさに関係なく握りやすいようになっています。

アテンダーⅡよりブランク自体は軽いですが、エンドグリップに重量が乗っているので、カタログ記載の重量は重いですが、低重心の設計になっています。

竿を伸ばした状態での先重り感がなく、アテンダーⅡよりもかなり手前(釣り人側)に重心が位置し、バランスが取れるようになっています。

リールを付けるとさらに手前に重心がくるので、アワセなどの動作や操作性がよくなっています。

④デザインが変わった

アテンダー3 デザインが変わった1
アテンダー3 デザインが変わった2

実際にアテンダー3を見てまず印象を受けたのは、ロッドのデザインが変わったなという点です。

これまでアテンダーと言えば、ブルーのイメージでしたが、テスターの松田稔さんから「もっと明るく釣り人が楽しくなるデザインになるように」という指示がありさわやかなブルーになっています。

また、ロッドに描かれている魚のデザインも竿先に向かって魚が上って行くイメージのデザインになっています。これは、「魚が宇宙に飛んでいく」という松田さんのコンセプトによるもの。

アテンダーⅢに使っているホログラムなんかも外で見るとかなり印象が変わるようで、外で見るとめちゃくちゃ派手に見えるそうです。

がま磯アテンダー3の評価・レビュー

今回、アテンダー3を購入した友人による評価・レビューについて説明します。

がま磯アテンダー3の評価・レビュー

  1. あらゆる磯魚を対象にした万能ロッド
  2. 魚の強い引きを吸収しながらいなす胴調子でパワーをずっと受け止めてやり取りできる
  3. 低重心設計で持ち重り感が軽減
  4. 先短設計で操作性が向上

①あらゆる磯魚を対象にした万能ロッド

①あらゆる磯魚を対象にした万能ロッド
がま磯HP

まず、アテンダーⅢは、がま磯ロッドのなかでも名竿という代名詞をもつフカセ釣りロッドです、がま磯マスターモデルⅡの口太&尾長のようにグレに特化せず、あらゆる磯魚を対象にした万能ロッドです。

尾長&口太グレはもちろんマダイや青物も狙えるので、上級者はもちろんこれから磯釣りを始めようとするアングラーにも最適だと感じています。
※これから磯釣りを始める初心者にもおすすめですが、初心者は、金銭的に余裕がある初心者にのみおすすめします。

②魚の強い引きを吸収しながらいなす胴調子でパワーをずっと受け止めてやり取りできる

②魚の強い引きを吸収しながらいなす胴調子でパワーをずっと受け止めてやり取りできる
がま磯HP

アテンダー3のような胴の部分から曲がる胴調子の竿は、魚の抵抗感を吸収するように魚を暴れさせずにいなし、楽にやり取りできます。

パワーのある魚を獲るためには強い粘りのある胴調子が断然に有利ですが、アテンダー3は、パワーをずっと受け止めてやり取りできる強みがあります。

アワセを決めた瞬間、竿をシャクらず魚に走られないように手元に引きつけて竿の胴に魚の引きを乗せて締め上げ、魚が引いたら道糸を出さず負けずに締め上げることで、魚の体力を消耗させて自分の有利な取り込みに持っていくことができます。

最初の一撃から胴の部分に魚の抵抗を乗せて竿の角度を維持していれば、抵抗感がずっと竿にかかって魚は沖に走らないし、魚の弱りも早くなります。

また、ワンピースに近いスムーズな曲がりをするので、魚が怒らず取り込みやすいです。

実際に店頭でロッドを伸ばして曲げてみると、パワーがありそうだなと感じましたし、穂先を振ってみると、かなりの穂先の柔らかさを感じました。

竿が戻ってくる時に魚に与える負荷を上手くコントロールして、暴れさせずにジワリジワリと浮かせてくれます!

「魚が暴れないので小さい魚かと思って浮かせてみたら意外と大きかった!」

ということもあります。

③低重心設計で持ち重り感が軽減

低重心設計

1.25号5.3mでアテンダーⅡとⅢの自重を比較すると、アテンダーⅡの方が自重が30gも軽くなっていますが、実際に2つの竿を持ち比べてみると、アテンダーⅢの方が僅かに軽く感じました。

スクロールできます
アテンダー2と3の自重の比較
モデル号数自重(g)
アテンダー21.25号233
アテンダー31.25号253

沖縄の釣りでは1.5号又は1.75号である程度の釣り場はカバーできると思いますので、メインで使う号数としては、1.5号又は1.75号を使うことになるのかと思います!

エンドグリップ部に重量を乗せることで低重心設計になったことにより、実際にリールを装着し仕掛けを流す体制で竿を持った際に持ち重りを感じにくいようになっています。

しかし、普段使っているシマノのBB-X Special SZⅢと比較すると、穂先の方に重さを感じました。

先調子の竿を使った後にアテンダー2を使用して感じた印象は、ロッドのパワーがあるが操作性が低いという点。

アテンダー3は、操作性を向上させるために、開発段階から実際に持って軽く感じるよう点に注意して開発したそうです。

さらに、低重心設計と先短設計が相まって飛躍的に操作性が向上しているように感じます。

④先短設計で操作性が向上

先端設計

風が強い状況において、胴調子の竿はあおられて投入のコントロールがつけにくかったり、ライン操作がしにくいことがありますが、アテンダー3は操作性を高めるために先短設計にしているから、そんなことがありません。

特にアテンダー2やマスターモデル2を使っている人はその違いがよく分かるでしょう。

実釣で40cmクラスの魚を何枚か釣りましたが、仕掛けを振り込んだり操作をするときは先調子のような感じで扱いやすく、魚が掛かると胴調子の粘りとパワーでぐいぐい浮かせてくれる竿だなという印象を受けました。

がま磯アテンダー3の口コミ

アテンダー3を実際に使用している人の口コミを紹介します。

使用者


アテンダーの1.25号5.3mを使用しています。前モデルのアテンダー2と比較して、あまり軽くなったとは感じません。
ロッドパワーは申し分なく、前作よりもパワーがあります!
値段はお高いですが、満足しています!

使用者


アテンダー2も使用していました。
前作同様、穂先の柔らかさを感じ、ロッドを振るとブルンブルンと穂先が震えます。
穂先が柔らかいので先調子のロッドよりも操作性劣りますが、前作よりも操作性は向上していると感じます!
ただし、値段が約13万円なのでなかなか手が出せないロッドですね。

がま磯アテンダー3の値段は?

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アテンダー3の価格は、約12.5万円~14.5万円です。

アテンダー2よりも高くなっていて中々手が出しづらいですね。。。

しかしながら、価格相応の機能を持っており、前作よりも性能が向上しているので金銭的に余裕がある人は買って間違いない竿だと思います。

私は購入するとしたら、年末年始の釣具店の福袋セールの時に買おうかなと企んでいます(笑)。

がま磯アテンダー3のラインナップ

アテンダー3には、以下の6つのラインナップがあります。

スクロールできます
アテンダーⅢのラインナップ
号数全長(m)継数(本)仕舞寸法(cm)自重(g)先径(mm)錘負荷(号)適合ハリス(号)
1.2555112.02470.751~41~3
1.255.35118.52630.751~41~3
1.555112.02530.751.5~41.25~4
1.55.35118.52700.751.5~41.25~4
1.7555113.02620.82~51.5~4
1.755.35119.52760.82~51.5~4

沖縄の釣りでは1.5号又は1.75号である程度の釣り場はカバーできると思いますので、メインで使う号数としては、1.5号又は1.75号を使うことになるのかと思います!

前作のアテンダー2では、2.75号までラインナップがあったので、磯や離島遠征での大型狙い用に2号以上のラインナップも出して欲しいと思っています。

アテンダー3のがま磯公式HPでの各号数の使い分けは以下のとおり。

1.25号

40㎝クラスの口太グレを狙うのに最も適しています。
先短設計によって操作性が大幅に向上し、精度が求められるシビアな状況でも緻密な攻めが可能になります。
ウルトラアクティブサスデザインによるスムーズな支点移動で50㎝オーバーの大型の引きにも十分対応できます。

1.5号

大型の口太狙いや50㎝クラスまでの尾長グレが混ざる状況に対応します。
50㎝オーバーの尾長グレでもしっかり対応できる胴のパワーで魚に主導権を与えません。
一方で、胴調子ならではの曲がりで30~45㎝クラスのメインサイズでもしっかりハリスをいたわり対応できるオールラウンドモデルです。

1.75号

根がきつい場所等での口太狙いや50㎝オーバーの尾長グレを狙うのに最適なモデルです。
パワーだけではなく十分な粘りも併せ持っているので、細ハリスにしか口を使わないスレッカラシ攻略や瀬際に潜むモンスタークラスが狙えます。
60㎝クラスの尾長グレでもしっかりと対応できます。

アテンダー3はどんな人におすすめか?

アテンダー3を買おうか迷っている人に対して、アテンダー3を持っている人の意見を踏まえた上で、アテンダー3はどんな人におすすめかお教えします。

クオリティの高い竿に仕上がっているので、はっきり言って中級者以上の人ならどんな人にもおすすめですが、以下の人におすすめの竿です。

あらゆる磯魚を対象にしてフカセ釣りを楽しみたい人
胴調子の竿で曲げてタメて大物を釣りたい人
磯竿中級者でバラシが多くて悩んでいる人

アテンダー3は、がまかつのポジショニングマップで粘り重視(胴調子)で柔軟性のある使用感のポジションに位置づけられています。

ポジショニングマップ
がま磯HP

そのため、ロッドがよく曲がり、粘りが強いという特徴があるので、細ハリスでスレた大型狙い(大型尾長グレ狙い)に適しています。

他方で、操作性は「グレ競技SPⅣ」や「インテッサⅤ」に劣るので、操作性が求められるトーナメントで使う竿としてはおすすめしません。

まとめ

この記事では、「アテンダー3」の以下の点について説明しました!

  • アテンダー3の特徴
  • アテンダー3のデザイン
  • アテンダー2との違い
  • アテンダー3の評価・レビュー
  • アテンダー3の口コミ
  • アテンダー3の価格
  • アテンダー3のラインナップ

それを踏まえた上で、アテンダー3のポイントは以下のとおり。

  • アテンダー3は、胴調子であらゆる磯魚を対象にした万能ロッド!
  • 「ウルトラASD」を搭載し、スムーズに曲がりこむ!
  • 「先短設計」が採用されたことにより、先短設計で操作性が向上!
  • 低重心設計により、アテンダー2よりも自重が重くなったのにも関わらず持ち重りが軽減!

「アテンダー3」が気になっている人にとって、この記事が少しでも参考になれば幸いです。

また、既に購入を決めている人も、買ってしまってから後悔しないようにまずはこの記事を読んでから購入するかどうか決めることをおすすめします!

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