琉球釣遊会(@oki_fukase)です。
毎年恒例の琉球釣遊会チーム初釣りに行って来ました。
例年同様、1泊2日の泊まり込みで打ち込み釣りとフカセ釣り!
1日目は、昼からフカセ釣りで打ち込み釣りの餌を確保。夜は打ち込み釣り。
2日目は、朝マズメから昼までフカセ釣り。
釣行記録は、フカセ釣り編と打ち込み釣り編に分けて書きます。
まずはフカセ釣り編。
フカセ釣りでは魚の活性が低く、グルクンやオジサンなどしか釣れなかったが、ハリス3号を切られるバラシ1回と針ハズレによるバラシ1回の計2バラシがあった。
打ち込み釣りの釣果は40cmのミーバイ1匹のみ。
大きなアタリが2回あったものの、リーダーから切られてバラシ。
この記事では、初釣りにおけるフカセ釣りの釣行記録について書いています。
- ウキフカセ釣りのタックル・仕掛け
- 海の状況
- ヒットした時の状況
を記録しているので、この時期にフカセ釣りをする時の参考にして頂ければと思います。
・2017年4月 チーム発足
・2018年1月 尾長グレ 43.4cm
・2019年4月 アーラミーバイ 9.7kg
・2020年8月 トカジャー 63cm
・2020年8月 ウムナガー 72.5cm
・2022年3月 ガーラ 138.5cm,35.2kg
状況
天気:晴れ
潮:長潮
風速:7m
風速約7mだったので風が強く釣りにくい状況でした(泣)。
また、長潮で潮があまり流れなかったので、魚の活性が低い感じがしました。
14時頃にフカセ釣りを開始してマキエを撒くが、エサ取りの姿しか見えない状況。
マキエが効き始めると、推定50cmオーバーのチヌマンの姿が確認できた。
しかも、チヌマンは中層(2ヒロ~3ヒロ)まで浮いてきてマキエを拾っている姿が確認できる!
チヌマンの動きを確認していると、基本的には中層~底付近にいて、マキエを撒くとエサを拾いに中層に浮上する動きが確認できる。
マキエを撒くとまずはエサ取りがエサを拾いに来て、少し遅れたタイミングでチヌマンがマキエを拾っている状況。
チヌマンがエサを拾うタイミングがエサ取りのタイミングとズレているので、マキエを撒いてから仕掛けを投入するタイミングを上手く調整する必要がある。
チヌマンを狙うために、仕掛けは中層~下層にいるフカセ対象魚を狙うタックルを組むことにした。
タックル
ラインメンディングがし易い「BB-X スペシャル MZⅢ」を使っているといえども、風が強いので軽い仕掛けでは中層~下層まで仕掛けが入らないと判断し、重めの仕掛けをチョイス。
1号の上ウキを使った2段ウキの半誘導仕掛けで、確実に仕掛けが底まで入るようにした。
浮力調整は、仕掛けがウキ止めまで馴染むとゆっくり沈んでいく浮力調整にした。
仕掛けにガン玉を打つ時は、エサ取りをかわしつつ、仕掛けがしっかり馴染むことを意識して2段打ちするようにしている。
ハリスの真ん中に打っているガン玉は仕掛けを引っ張って仕掛けが馴染むようにするためのガン玉。
ハリスの針上20cmに打っているガン玉は、
- サシエがエサ取りのタナをスムーズに通過して本命のタナまで行くようにする!
- 針からガン玉までのハリスに張りをもたせ、魚のアタリを鮮明にする!
の2つの役割をもたせる目的でこの位置に打っている。
「針の近くにガン玉を打つと魚に警戒されて喰いが悪くなるのではないか?」
といった疑問を持たれる人もいるだろうが、これまでの経験上、喰いが悪くなったと感じたことはない。
むしろ、針の近くにガン玉を打たない仕掛けに比べて、アタリがより鮮明に出るようになった気がしている。
魚の活性が低く小さいアタリしか出さない状況では、ハリスがたるんでいると、魚のアタリが明確にウキに現れず、魚を掛けるチャンスを逃してしまうことになる。
実際、魚の活性が低くアタリが分かりにくい状況だったが、ハリスに張りを持たせることで、オジサンやエサ取りの小さなアタリも取ることができた。
ハリスに打つガン玉の位置については、釣り人の考え方や仕掛けによって変わってくるが、
- 魚のアタリが取れない時
- エサ取りのタナを突破して確実に本命のタナにエサを届けたい時
は、針上15cm~20cmにガン玉を打った仕掛けで狙ってみると取れなかったアタリが取れるようになったり、エサ取りをうまくかわせるようになり、釣果UPが期待できるので試して頂きたい。
チームのメンバー揃って「BB-X スペシャル MZⅢ」!
ズームアウトした時に5.5mの長さになるので、那覇一文字などの足場が高い釣り場では非常に釣りやすい!
「BB-X スペシャル MZⅢ」はSZⅢよりもロッドの長さが20cm長いのだが、釣り場によってこの20cmの差が大きく、ラインメンディングのしやすさも変わってくる!
エサ
【マキエ】
- マルキュー グレパワーV9
- オキアミパン粉
- 生オキアミ
- ボイルオキアミ
【サシエ】
- くわせオキアミスペシャル Mサイズ
釣り開始
14:00 釣り開始。
満潮から下げ潮に入るタイミングで、潮の流れは左から右に流れている状況。
仕掛けを投入する前にマキエを立ち位置よりも左側に巻く。
潮の流れでマキエが流されて、立ち位置の正面でマキエが中層まで沈下して中層で仕掛けと同調するイメージで釣りをする。
マキエを撒くとエサ取りのオヤビッチャなどがすぐに表層~中層でマキエを拾っているので、本命のチヌマンにサシエを届けるのにかなり苦戦する。
マキエを撒いて少し時間を置いてエサ取りの数が少なくなった時に仕掛けを投入する。
そうすることで、エサ取りを交わして本命のタナまでサシエが持つように調整する。
しかし、サシエが本命のタナまで到達した時には、
- 本命のタナにいるエサ取りにサシエを取られる
- 本命のチヌマンが既にエサ取りと一緒に居なくなっている
といったことがあり、なかなか本命を掛けることができない。
本命のチヌマン数匹が沖まで泳いでエサを拾っている様子を確認したので、仕掛けの投入ポイントを沖のポイントに変更する。
エサ取りがいないのでチヌマンを狙いやすくなったが、沖のポイントは潮の流れが早いのでマキエとサシエを同調させるのが難しい。
何とかマキエとサシエを同調させてもチヌマンはスレていてサシエ無視。
チヌマンが本当にマキエのオキアミを拾っているのかを再確認するために、オキアミだけを撒いて確認する。
チヌマンは確かに口を使ってオキアミを食べている。
オキアミだけを撒いてその中にサシエを投入して狙ってみるが、サシエのオキアミは喰わない。
ハリスが見られているのか?
それとも、仕掛けのオキアミの動きに違和感があるので喰わないのか?
チヌマンが喰わない理由は不明だが、完全に見切られている。
ハリスを落として掛けたところで、バラすことは目に見えているので、ハリスは3号から落とさずに粘り強くチヌマンを狙う。
しかし、チヌマンを掛けることができないので、海底に溜まったマキエを拾っている魚を狙うことにする。
底狙いにして仕掛けを底付近で張って待っているとバチバチ~!
スプールを抑えている指が弾かれ道糸が出ていく!
ベールを起こしてやり取り開始!
掛けた瞬間から分かる良型の魚の引き!
ハリスは3号なので、強引なやり取りはできないが、底で掛けたためケーソンに入られるリスクを考慮してドラグはキツめに締めてラインが出ていかないようにしてある。
少し浮かしたところで、魚は右の堤防の隙間に向かって一直線に走る!
ロッドで魚の引きを受け止めるために竿を立てようとしたところで、フワッと軽くなる。
バラし。
ハリスのチモト付近から切れていたので、飲まれ切れ。
底付近を狙っていたので、魚がエサをくわえた時にすぐにアタリに気付くことができなかったのが針を飲まれた原因だろう。
その後は、アタリがなくなり、打ち込み釣りのエサはグルクン1匹のみでフカセ釣り終了。
まとめ
潮が長潮だったので状況が良くなかったのか。
去年の初釣りよりもフカセ対象魚の活性がかなり低かったという印象を受けた。
良型のチヌマンが見えていたが、スレていて掛けることができなかったので、まだまだ実力不足であることを痛感した。
ハリスをさらに細くすればチヌマンを掛けることができたかもしれないが、2号竿に3号ハリス以下の細さだとタックルバランスが悪くなり、魚を掛けてもキャッチできないだろうと判断し、ハリスを3号以下に落とすことはしなかった。
また、ハリスを細くして魚を掛けたところで、バラしてしまえば他の魚も散ると思ったからだ。
次も同じポイントでチヌマンを狙う時は、1.5号以下の細い竿に細ハリスで狙ってみることにしたい。
極翔の1.2号の購入を検討しています。笑
冬で水温が低下していて魚の喰いが悪くなっている可能性もあるが、魚がスレてきているように感じる。
昔はもう少し魚が食ってきけどな~。
フカセ釣りからしばらく離れていて腕が鈍っていることもあると思うが、自分の引き出しが足りないと思うので、今後も勉強しながら上達していき、勉強して得た知識や経験をブログを通じて発信していきたい。
筆者は小さい頃から先輩方の釣りブログを読んで色々と勉強させてもらったので、筆者もこのブログを通じて、ブログ読者の皆様の釣果UPに繋がる有益な情報を発信していく!
2023年もよろしくお願いいたします。
次回は初釣りの打ち込み釣り編の記事を書きますので、乞うご期待!