各メーカーから新製品が登場する中、がまかつからもついにあの竿が10年の時を経てモデルチェンジ!
皆さんはすでにご存じであろう。そう、、、”マスターモデルⅡ”です。
どのような竿に仕上がっているのか気になっていたので、竿の紹介と分析をしたいと思います。
マスターモデルⅡ 特徴
では、以下マスターモデルⅡの特徴を見て行こう!
極胴調子
がまかつの竿は全体的に胴調子に仕上がっていますが、マスターモデルⅡはがまかつの最重要命題である「粘り」を極限まで突き詰め、がまかつの竿の中でも最も胴調子となっている。
穂先と2番は少し強めに設定され、3番から元竿までは柔軟に設定されています。
低負荷の時には、張りがあり胴調子のような感じはしませんが、魚が掛かって高負荷の時には、その極胴調子で強烈な引きを引き留め、ラインへの負荷を低減し、ラインの強度を最大限に引き出す!
がまかつ新聞によれば、、、
「56センチを4秒で浮かしたな」
とのこと。
松田稔も恐るべしだが、この竿恐るべし!
考察
本土では人気のターゲットとなっている尾長グレが沖縄にはほとんど生息していませんが、沖縄の魚の中でも、トカジャーなどの圧倒的な引きを見せる魚には持って来いの竿ではないかと思っている。
硬い竿だと魚が怒って走られることがしばしば。
尾長グレ同様、トカジャーも掛けてからのスピードは圧倒的で、竿が硬ければアワセ掛けてすぐに魚の引きにラインが耐え切れず切れてしまうことが多い!
それ比べ、この極胴調子で粘りのあるマスターモデルⅡならトカジャーのファースランも竿の粘りで耐えて、ラインへの負荷を軽減しバラシを防ぐ!
これまで、先調子の竿も使ってきたが、トカジャーを釣る際はファーストランで瞬殺されることが多かった。
その苦い経験を踏まえトカジャーを釣る際には胴調子の竿を使って、最初の引きを竿全体で受け止めて交わし、魚の動きに合わせながら、ジワジワと魚を浮かせて釣る方法がベストだという個人的結論に至った。
そのため、この粘り強いマスターモデルⅡは私のトカジャー釣りに最適な竿に仕上がっていると思う。
購入するならマスターモデルⅡ尾長のHタイプかHHかな~!
以下簡略化したスペック表(マスターモデルⅡ尾長Hタイプ・HHタイプ)
(詳細なスペックはがまかつHPにてご確認を)
タイプ | 全長(m) | 希望本体価格(円) | 自重(g) | 適合ハリス(号) |
H | 5.0 | 127,500 | 280 | 2~6 |
H | 5.3 | 129,000 | 295 | 2~6 |
HH | 5.0 | 129,500 | 295 | 2.25~7 |
デザイン及び機能が素晴らしく喉から手が出るほど欲しい竿なのですが、、、値段がネックですね~!
良い竿はそれ相応の値段がするのはわかりますが、10万近くともなるとそう簡単には買えないものですよね~。